20歳代前半くらいまでは、「お金持ちは働かない」というイメージを持っていました。
ですが、お金持ちになった人に関する記事を読むと彼らこそハードに働いていることがわかり、そこまでしてお金持ちになりたくないと思ったものです。
そこそこのお金さえあれば、お金持ちにならなくてもいいから、ストレスなく、暮らして行きたいというのがそしがやの考え方です。
お金持ちになった人の記事を読むとほとんどは、仕事が本当に好きで、ストレスを感じるどころか、仕事こそが生きがいという人が多いようです。
無論、そういう人の価値観を否定はしませんが、そしがやとは、かなり違うものだとは感じています。
ただ現実には、以前のそしがやのように「お金持ちは働かない」という考え方を持っている人も結構います。
「なぜそんなにお金があるのにそこまで働くの」と疑問を持っている人です。
そんな疑問に答える記事を読みました。
私は講演をする機会があるのですが、そのような場面で時々聞かれるのが「お金があるのにどうして働くんですか？」という質問です。
筆者は、経済的にかなり裕福な人のようです。
ときどき上記のような質問を投げかけられるといいます。
かなりストレートな質問ですが、誰しもがお金持ちに対して、感じるものでしょう。
それはなぜかというと、やりたいこと、楽しいと思えることだけをしているからです。自分が好きなことをやってお金までいただけるなんて、こんな素晴らしいことはありません。言い換えれば、生活費を稼ぐために働いているのではなく、趣味の延長として仕事をしているような感覚です。
上記が筆者の答えです。
「好きなことをして、お金までいただけるなんて、こんな素敵なことはありません」と述べています。
そしがやは、仕事をしているころは、こんな風に思ったことは、一度もありませんが、世の中には、こういう人がいるのも事実なんですね。
多くのお金持ちになった人の記事を読むとこのように感じ、仕事に熱中している人がほとんどです。
だから、仕事が嫌いな人が好きな人に勝てないのも当然です。
つまり彼らにとって仕事をするということは、自己表現手段であり、自己実現手段。お金は単なる結果であり、目的ではない。そのプロセス自体を楽しんでいるのです。
つまりお金持ちになる人は、仕事そのものを楽しんでいるのであり、お金が儲かるのは、その結果だというのです。
ただ、この筆者は、仕事が楽しめず、ストレスを感じる人もかなり存在するという現実を見ていないですね。
そういう人がどの程度いるかは、分かりませんが、かなりの割合だと思います。
この記事では、そういう人のことを考慮していないですね。
一種のエリート的労働観ともいうべきものでしょうか。
また現実の社会では、好きで仕事をハードにしている人がすべて成功して、お金持ちになるわけではありません。
才能と幸運が必要でしょう。
多くの落後者がいるのも事実です。
とはいえ、この記事を読めば、仕事が好きで結果としてお金持ちになった、かなり幸運な人もいるということは、理解できるようになるかもしれませんね。
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