そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

親族が金目の物を探して家荒らし

ここ1年は、コロナ渦のため実家には帰っていませんが、それまでは、年に2~3回墓参りを兼ねて、兄弟たちと帰省し、実家の片づけをしていました。

亡くなった両親の衣類など不要になった物の整理です。

そんな中に自分自身の小学生の時の通信簿や初めて見る両親の結婚式の写真を見つけ、懐かしくなって、作業中にもかかわらず、しばらく眺めていた記憶がありました。

まだまだ整理は、終わってなくて、コロナが落ち着いたらまた実家に帰って、家の整理を再開するつもりです。

そんな両親の遺品整理ですが、こんなこともあるという記事を読みました。

 

president.jp

 

遺品整理の現場では、遺族の欲望が顕著に表れる。遺品整理・特殊清掃業者の上東丙唆祥氏は、「業者が入る前に、われ先にと故人宅へ乗り込んで金目の物を探し、部屋を荒らしまわる遺族がいる。遺品整理の仕事では、そうして荒らされた部屋の後片付けをすることもある」という。

 

この記事では、遺族によって荒らし放題になっている故人宅の実態を紹介しています。

 

遺品整理の現場でよく目にするのが、この親族たちによる金品捜索、いわば「ガサリ」だ。

「僕たちは、それを『ガサリ』と呼んでいるの。亡くなった人の部屋に入ると、タンスの引き出しがどの段も開けっぱなしになって部屋が荒れている。金目の物が入っていそうなタンスがガンガン引き出されているの。宝島に誰が一番早くたどり着くか、われ先にと競い合うんです。彼らが狙うのはやはり金目のもの。ダイヤとか貴金属とか、現金ですね。下着の入ったタンスとか、明らかに開けなくていいところは開いていないですから。僕たちは、現場の散らかり方を見て、すぐにこれ、やってるなと思うわけ。この家、ガサったなと。こういうおうち、実は結構あるんですよ」

 

業者の上東氏の上記の発言で、ガサリという言葉を初めて知りました。

金品捜索のことですが、こういうこともあるんですね。

そしがやの場合は、長兄が遺産については、調べてくれて、兄弟たちで均等に分けたので、こういうことはありませんでした。

ただ、世の中には、仲の悪い遺族たちもいるので、悲しいことにこういうことが起きるんでしょう。


ちょっとよくわからないのは、故人宅の鍵の管理は、どうなっているんでしょうか。

遺族の代表の誰か一人が持っていれば、こんなことも起きないと思います。

遺族が皆持っているケースでしょうか。

 

「遺品整理をしていると、よく、他人が勝手にドアを開けて部屋の中に入り、モノをあさろうとするんですよ。『ご親族の方ですか?』と聞いたら、全くの他人だというので驚きます」

 

これは、近所の人が金品をあさりに来るというケースです。

これは、びっくりです。

遺族ならともかく赤の他人が勝手に故人宅に入ってくることもあるんですね。

 

「それでも隣人ならまだいいほうですよ。隣のマンションの管理人の女性が勝手に家に入ってきたこともあります。もちろん、そのままお帰りいただきます。穏やかに諭して穏便にね。(後略)」

 

あとマンションの管理人が勝手に入って来たこともあるとのこと。

これもにわかには、信じがたいですが、本当のことのようです。

 

「遺品整理の現場は、今の世の中の縮図だと思うよ。遺品整理は死者を弔う行為で尊いとか、みんなきれいごとを言うけど、実際は、故人の金を巡って人と人との醜い争いにあふれているんだ」

 

遺品整理・特殊清掃業者の上東氏は、このようにつぶやいています。

何か知りたくないことを知ってしまったような気持ちですね。

 

遺品整理の現場は、そんなゆがんだ日本の世相を表す鏡なのだ。

 

最後に記事は、こう締めくくっていますが、残念なことに確かにその通りですね。

 

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