毎年、今年の漢字が発表されますが、今年は「密」でした。
やはりコロナウイルス対策として、「3密」という言葉が、強調された一年だったせいでしょう。
この記事でもそのことを伝えています。
一年の世相を表す「今年の漢字」に「密」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で14日、日本漢字能力検定協会(同区)が発表した。新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、政府などが3密(密閉、密集、密接)の回避を多く発信したことが反映された。
この記事を見ると2位は「禍」、3位は「病」と共にコロナ関連でした。
この漢字で1年を表すというのは、今年で26年目ということで、意外と新しいですね。
もっと前からやっていたような気がします。
それにこの記事には、過去の今年の漢字が紹介されていますが、これが始まった1995年は、「震」だったんですね。
ということは、阪神淡路大震災があった年ということだからでしょう。
一方、東日本大震災の起きた2011年を見ると「絆」になっていますね。
これって、災害が起きた時の国民の意識の違いでしょうか。
阪神淡路大震災のときを大震災をそのまま地震として受け止めた一方、そのあとに起きた東日本大震災との時には、過去の教訓を生かして、国民の「絆」を強めようという国民の意識の違いが表れているのかもしれませんね。
それにしても、この「密」という漢字については、今までは、そんなに悪いイメージがなかったのですが、今年は、かなりマイナスイメージになってしまいましたね。
これからは、そんなに安易には、使えない漢字になってしまったかのようです。
そしがや自身の今年の漢字は、「閉」でしょうか。
一日中、部屋の中に閉じ込められていたので、この漢字がピッタリです。
一人ひとりがそれぞれの今年の漢字を考えてみるのもいいかもしれませんね。
さて、来年の漢字は、どんな漢字になるのでしょうか。
イメージのいい字になってほしいものです。
関連記事