今年の4月以降、大学院の授業は、オンラインになっています。
メリットとデメリットがあり、メリットとしては、通学時間がなくなったということが大きいです。
往復で2時間近くの時間がかかっていたので、その分を勉学やそれ以外の自分の時間に使えるようになったことは大きいです。
ですが、デメリットもあり、オンラインでは、教授に質問することが、教室よりは難しくなったのは事実です。
また学生間のコミュニケーションも減りました。
授業の後にいろいろと雑談するのが、今にして思えば、結構、貴重な時間でした。
同じようにこのコロナ禍で企業でも在宅勤務が増えているといいます。
いろいろと会社員のブログを読んでいると在宅勤務で仕事のやり方が変わったという記事が多いようです。
メリットとしては、通勤時間が減ったので、その分、体力の消耗が少なくなったとか、長かった通勤時間が自分の時間として使えるといった感想があります。
今は学生なので、ラッシュ時間を避けて授業を取っているので、勤めているころのようなラッシュを経験することはありませんでしたが、勤めているころは、通勤だけでかなり疲れていたのは、確かでした。
もし務めているころに在宅勤務があったら、かなり仕事のストレスが軽減されていたでしょう。
またメリットとして、職場でいやいや付き合っていた飲み会などがなくなって、ストレスが減ったというものもありました。
嫌な上司と意味のない世間話をする必要もなくなって、よかったというものもありました。
濃密すぎた人間関係が淡泊なものになって、ホッとしたというのです。
これって、そしがやが一番、同感できるものですね。
一方で、それらのブログでも、上司や同僚とのコミュニケーションの不足という問題は起きているとのデメリットは指摘されています。
ですが、トータルで考えると、かなり仕事のストレスは、減ったのではないかと考えている人が多いようです。
つまり在宅勤務が増えたことを積極的に評価しているブログ記事がほとんどです。
そしがやは、50歳代になったころから早期リタイアを考えていました。
ですが、もしそしがやが勤めているころに現在のように在宅勤務が多くなっていたら、リタイアをしようとは思わなかったかもしれません。
在宅勤務が普通のことになったら、ストレスの大きな部分である職場の人間関係にも耐えられるような気がしているのです。
在宅勤務が増えたら、実際上、早期リタイアと同じものかもしれないと思えるのです。
これって、現在のコロナ禍で経済的に困っている人からは、なんていうことを言っているんだとお叱りを受けるかもしれません。
ですが、この感染症によって日本の勤め人の仕事の在り方が変わったことが、コロナウイルスが消えた後も在宅勤務が増える等の形でいい影響を残すといいなあ、と考えています。
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