そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「賃貸派」が考える持ち家リスク

 

10年ほど前から今のマンションに住んでいますが、もともとは、そしがやは、賃貸派でした。

妻が持ち家派で、それまで二人の間には葛藤があり、結局、折れて、マンションを購入し、現在に至っています。

ここ1か月ほどは、10年も経つといろいろと不具合も出てくるようで、エアコンの水漏れ修理、洗面所の蛇口修理、台所の蛇口取り換えとそれなりの出費が相次ぎました。

賃貸だったら、大家が払うのになあ、とちょっとマンションを買ってやや後悔したのも確かです。

そんな持ち家についての記事を読みました。

 

www.msn.com

 

正直、持ち家はリスクあるな、と思います。何しろ昨年10月の台風15号と19号が千葉県を襲った時、ゴルフ場の鉄塔が倒れて多くの家が破損しました。ゴルフ場も営業が継続できない状況に追い込まれただけに、損害を補填するほどの余裕はないでしょう。

 

これは、そしがやもいつも災害のニュースを見て、思います。

持ち家だと全部自分の費用で直さなければなりません。

日本は、災害の多い国なので、特に感じます。

 

私の実家は1984年に3,360万円で東京・多摩地区に父親が買った家ですが、果たしてこの家がどれぐらいの資産価値があるかはまったく分かりません。途中、数百万円をかけてリフォームもしましたし、これから両親が亡くなる場合この家の固定資産税をどうするか、といった問題まで発生してしまう。

 

よく持ち家派は、ローンで購入しても最後は、自分のものになるといいます。

ですが、筆者は、このように述べています。

 

正直、建物の価値はもはやなく、土地代だけで2,000万円で売れれば御の字ではないかと思います。しかし、その2,000万円を獲得するために不動産屋と契約をし、いつ売れるかどうか、といったモヤモヤする時間が過ぎていく。さらには更地にするための工事費用もかかるでしょう。

 

2000万円で売れれば、まだいい方かもしれません。

そしがやは、田舎に親から相続した土地がありますが、どうにも処分しきれず、困っています。

これって、不動産というより負動産というべきでしょう。

 

もし大災害が起きて自宅が破損してしまった場合、持ち家がなく、賃貸であれば「じゃあ、しばらくはホテルで住むか」という選択ができるんですよね。不動産を所有するということは、その土地に縛られることを意味します。昨年10月の台風でブルーシートをかけざるを得ない人生を送ることとなった千葉県の方々は、今年7月の報道でもまだブルーシートがかかっていました。

 

台風被害を受けた千葉県の住宅のニュースは、そしがやもテレビで見ました。

ちょっと辛かったですね。

賃貸なら、すぐに引っ越せたのになあ、と思いました。

筆者は、「土地に縛られる」と表現していますが、まさにその通りですね。

 

ただ、もうそんな価値観なんて不要なんじゃないですかね。財産を持つこと自体がリスクでしかなくなっているんじゃないかと思うんですよ。昨今の大雨でも自家用車が浸水し、使い物にならなくなっているじゃないですか。あれも貴重な財産。「ただ走ればいい」といった10万円ほどの軽自動車を中古で買い、車検が来たら廃車にする――そんなライフスタイルも合理的として評価される時代になっているかもしれません。

 

最後に「財産を持つこと自体がリスク」と筆者は結論づけています。

同感ですね。

ですが、現在のマンションは、買ってしまったことは、間違いないので、災害が来ないことを願うことしかなさそうですね。

 

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