今年の4月から始まった大学院の春学期は、新型コロナウイルスの影響で、すべてオンライン授業になり、授業で使う資料を印刷するために、今までほとんど使っていなかった家庭用のプリンタを使うようになりました。
ですが、インクの消耗が激しく、あっという間になくなってしまい、何度も家電量販店へ買いに行きました。
結果的にみるとプリンターの価格よりもインク代の方が高かったのではないかと思うほどです。
大学が開いていたころは、大学院棟にプリンタがあり、無料で印刷できたので、それを利用していました。
ですが、大学へ行かなくなり、その無料プリンタが利用できなくなったので、思わぬ出費が増えたわけです。
これは、学生だけでなく、在宅勤務が増えた会社員も同様だったようでこんな記事を読みました。
コロナ禍の中で、テレワークによる在宅勤務が増加している。それに伴い仕事環境を整えるべく、パソコンをはじめ、オンライン会議用のヘッドセット、ウェブカメラなどの売れ行きが好調だが、悩みの種となるのが「プリンタ」だ。ランニングコストの高さを考えるとはたして自宅に導入すべきか否か……、会社員たちの家庭用プリンタに関する悩みの声を集めた。
在宅勤務用の機器が増えたという記事です。
その中でもプリンタは、悩みが深いというものです。
「在宅勤務の環境整備を進めていて、あまり使っていなかったプリンタを引っ張り出してきたらインクが切れていたんです。そこで購入しようとしたところ、純正インクの値段が高くてびっくり。逆にプリンタ本体は昔より安くなっている印象で、インクをすべて新しく買ったら、安い本体が1台買えてしまうのではと思いたくなるほどでした。」
これは、40代の男性会社員・Aさんのプリンタに関しての疑問です。
多分、これって、プリンタ本体というより高いインク代で儲けるビジネスモデルのなせる業でしょうね。
そしがやも今回のオンライン授業で切実に感じました。
「結局、いったん家のプリンタでプリントアウトするのはやめることにしました」という決断をAさんはしました。
結局それで困ることはなかったとのこと。
「よく考えれば、会社の机が散らかるのも、紙の資料が山積みになるから。資料って、なんとなくとっておきがちだけど、案外見返すことがないものが大半。『片付け=廃棄』であることからも、不要なものであることがわかります。結局、家のプリンタはまったく使っていません」
プリントアウトしても見返すことがないのが、ほとんどと割り切って、プリンタを使わなかったというものです。
そしがやは、春学期は、結局は、ここまで割り切れず、かなりのものをプリントアウトしまくりでした。
ちょっと反省です。
「請求書でもなんでも全部データでやりとりをするようになると、プリント機能は月に1度使うかどうかという使用頻度になりました。あまり使っていないと、いざ使おうとしたときに、インクが乾いてしまって、印字されなくなるケースが多発。ヘッドクリーニングをするなどしたら復活するんですが、毎回そんな調子だと、だんだんストレスに……。プリントアウトしたい時はコンビニに行けばいいと思うようになりました。USBメモリかネット経由で、現地ですぐに印刷できますから。」
フリーランスで働く30代の女性・Bさんは、スキャナ機能付きの家庭用プリンタ複合機を持っていたのですが、使うたびにストレスがたまるので、コンビニでプリントアウトしているとのこと。
これも割り切りですが、コンビニでできるのなら、無理に自分のプリンタを使う必要もないですね。
かつてはパソコンを買うときはプリンタも一緒に……、と考えていた人も多かったかもしれないが、急速に進むペーパーレスの流れとともに、家庭用プリンタのあり方も変わりつつあるようだ。
最後は、このようにまとめていますが、秋学期もオンライン授業は続くでしょうから、プリントアウトは、必要最小限にするつもりです。
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