ネット上の投資信託についての記事を読むとインデックス運用を勧めるものがほとんどです。
いろいろな統計からアクティブ運用がインデックス運用に勝てないということが分かってきたせいでしょう。
そしがや自身は、株式の個別投資が中心で、投資信託をしませんが、もしするのなら、インデックス運用に勝るものはないと考えています。
ですが、久しぶりにアクティブ運用を勧める記事を読みました。
近年は、長期運用を前提にした場合にはインデックス運用の方が有利といった論調の著書が多く出版されています。
海外でも、有名な投資家が同様の本を執筆しています。
インデックス運用がアクティブ運用を上回る成果を出せるか否かは別としても、このような流れから近年はインデックス運用の比率が徐々に増加してきています。
インデックス運用が投資家の中で評価されてきているのは、間違いありません。
そしがやもインデックス運用の本を何冊か読んでいますが、いずれも説得力があるものでした。
しかし、アクティブ運用(アクティブ投資信託)がインデックス運用(インデックス投資信託)に負けることも珍しくありません。
理由1:アクティブ運用の方が一般的に手数料が高く、手数料負け(手数料分を運用で取り戻せない)することがある
理由2:運用が下手である
アクティブ運用は、本来は、ベンチマーク(一般的にはインデックス)を上回る運用成果を目指すものであり、本来はアクティブ運用の方が有利な運用手法のはずです。
ですが、多くの場合、アクティブが負けています。
その理由として、上記の2点を挙げています。
いずれも、もっともです。
数は少ないですがインデックス投資信託に勝ち続けているアクティブ投資信託も存在するし、そのことはインデックス論者も認めているところです。
インデックス投資信託に勝ち続けるアクティブ投資信託を見つける選別眼があるかどうかが問題であり、アクティブ投資信託が決して悪いわけではないのです。
この記事では、勝ち続けるアクティブ投資信託を見つける選択眼があれば、決して、アクティブ投資信託は、悪くないと主張しています。
もっともらしいですね。
ですが、そのインデックス投資信託に勝てるアクティブ投資信託を見つけるのが難しいのです。
かなりの労力を使わなくてはいけないでしょうね。
見つけたにしてもそれなりの手数料を払わなくてはいけません。
それだったら、そしがやの場合は、労力を使わない楽ちんのインデックス投資信託を購入しますね。
コロナ後は、コロナ前には戻りません。
そのことを肝に銘じて、これからはアクティブ運用に挑戦してみてはいかがでしょうか。
最後には、この記事は、アクティブ運用を勧めています。
とは言え、過去の統計からいうとインデックス運用は長期的には、このようなコロナ禍にも負けないのは、確かです。
過去には、リーマンショックなどにも勝ってきたのですから。
ですから、この記事を読んでも、インデックス運用の良さを知ってしまった、多くの投資家は、高い手数料のアクティブ運用をすることはないでしょうね。
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