勤めているころは、家から電車に乗って職場に着く前にコンビニでエナジードリンクを買って、飲んでいました。
仕事をする前に緊張感を高めるということがあったのです。
仕事を辞めてからは、そんなエナジードリンクを飲む習慣もなくなり、飲んでいたこともすっかり忘れていました。
ですが、この記事を読んでから5年前までの飲んでいたころを思い出しました。
在宅勤務を続けるなかで、職場では当たり前のようにしていた習慣にも変化が起きているようだ。その中で興味深いのは、「エナジードリングを飲まなくなった」という声が複数から聞こえてくることだ。どんな心境や環境の変化があったのか、当事者たちの声を聞いた。
この記事によると新型コロナウイルスによって、在宅勤務になってからは、エナージードリンクを飲まなくなった人が多くなったというものです。
「出勤前にコンビニに立ち寄るので、そこでエナジードリンクを買っていたのですが、在宅勤務になると、そもそも朝、外に出ることがない。特にエナジードリンクを飲みたいという欲求も起きなくなりました。思い返すと、僕にとってエナジードリンクは満員電車で疲れた体と気分をリフレッシュし、仕事モードに切り替えるためのものでした」
20代の男性会社員・Aさんは、在宅勤務になる前は、エナジードリンクを飲んでいましたが、在宅勤務になってからは、すっかり飲むことがなくなりました。
通勤しないので、仕事モードに切り替える必要がなくなったというものです。
これって、わかりますね。
そしがやも勤めているころは、エナジードリンクを飲むことで「仕事をやるぞ」という気持ちを高めていました。
そうでもしないとやる気が出なかったのでしょう。
「残業時に、自らを奮い立たせて勢いづけたり、体力の限界を超えるときに飲んでいました。エナドリは、自分の“戦闘力”を上げるもの。夜に3本目を飲んだ日もありました。激務の影響もあってフラフラすることもありますが、1~2時間くらいは『できる』『勝てる』と前向きになれるし、それで修羅場を乗り越えてきたものも事実です」
30代の男性会社員・Bさんの場合は、もっと深刻です。
過酷な残業を乗り切るために、毎日エナジードリンクを常飲していました。
ですが、体のほうは、悲鳴を上げていたことも確かだったと振り返っています。
そしがやも残業の時には、食事は、とれないことが多かったので、やはりエナジードリンクでとりあえずは、済ませていたことがありましたね。
Bさんも在宅になってからは、すっかりエナジードリンクを飲むことがなくなったといいます。
仕事の効率も上がったようで、ストレスも少なくなったようです。
「苦手な同僚やクライアントに関わるときに、緊張緩和や強気に出るためのカンフル剤という意味合いで飲んでいました。いわば、精神的に自分を鼓舞させるもの。もちろん今も在宅勤務ならではのストレスはありますが、それらの要因が軽減されたことで、自然と飲む量が減りました。いまは8割くらい仕事を終えたら、ノンアルコールビール。余裕を持って仕事ができています」
30代の男性会社員・Cさんは、精神的につらい場面でのカンフル剤として、利用してきました。
一種の「覚醒剤」のようにも見えますね。
今は、そんなストレスも減って、余裕をもって仕事ができているとのこと。
こうやって3人にケースを見てくると在宅勤務は、いい方向にサラリーマンの働き方を変えたようにも思えます。
新型コロナウイルスがあえて社会に何か貢献したことがあるとすれば、こういうことかもしれませんね。
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