4月7日に緊急事態宣言が出されてからは、外出自粛になり、大学も閉鎖されてしまったので、部屋の中で巣ごもり生活をするようになりました。
一日一回買い物を兼ねて、散歩をするほかは、部屋の中で過ごすようになり、最初のころは、テレビを見る機会が増えました。
ワイドショーで新型コロナウイルス関係のニュースや解説をよく見ていました。
ですが、しばらく見ていると毎回同じような内容で、飽きてしまいました。
それに番組によっては、専門家と称するコメンテーターの発言には、信頼できないものもあり、いたずらに視聴者の不安をあおっているようにも思えたのです。
そんなわけで、テレビを見る時間は、かえって減ってしまいました。
そんな思いは、そしがやだけではないようで、こんな記事を読みました。
コロナ禍の今、外出自粛の影響からテレビ視聴率が伸びている。ビデオリサーチによれば、前年の同週同曜日(関東地区6~24時 総世帯視聴率)と比較すると、2月下旬から前年を上回る状況が顕著となり、3月後半以降、前年を大きく上回る状況が続いているという。しかしその一方で、テレビから距離を置き始めた人たちも出始めているようだ。
やはり一般的には、テレビの視聴率は伸びているようです。
部屋にいる時間が増えれば、テレビを見るしかないという面もあるでしょう。
テレビをつければ連日、新型コロナウイルスに関する番組が放送されている。情報番組では、専門家だけでなく、タレントや専門外のコメンテーターたちが、声を大にして自分の意見を発表するケースも少なくない。とりわけワイドショーは、その発言や番組内容から頻繁にネット炎上の火種になっている。こうした現状に、“コロナ情報疲れ”を感じるようになった人もいる。
新型コロナウイルス関連の番組は、圧倒的に増えました。
半面、コロナ情報疲れになった人もいるようです。
「最初のうちはコロナが不安で、専門家の方の意見やコメンテーターの発言も真剣に聞いていました。チャンネルも頻繁に変えながら、複数の番組を視聴するようになっていました。でも、気づけば批判や文句ばかりで、気分が悪くなることも多くて……。スーパーの空の棚を見せられて、『買い占めはやめてください』と言われても、逆に余計に不安になりました。見ているとだんだん不安や怒りなどを感じる機会も増え、いちいち疲れてしまうようになったんです」(Aさん)
テレビの批判や文句を見ていてかえって疲れてしまったという、このAさんのコメントには、共感できます。
テレビに関して同じような感想を持つ人は多いでしょう。
「垂れ流される情報よりも、自分で情報を取りに行くほうが性に合っている。在宅勤務になり、地上波を見てみましたが、ドラマは途中で休止になってしまうし、タレントがリモート出演するバラエティ番組なんかは、見ていても特に面白いと思えない。時間の無駄だと思うようになりました」(Bさん)
Bさんの場合は、テレビで垂れ流しの情報を得るより、自分から積極的に情報を取りに行くようになったといいます。
これって、テレビに対する痛烈な批判ですね。
「(前略)特にコロナが蔓延してから、Twitterのトレンドなどで、テレビ報道への批判を目にすることも増えました。すると、これはもうわざわざ見なくて正解だなと。このまま地上波は見ない生活が続きそうです」(Cさん)
Cさんは、部屋替えを機に地上波を見ない生活になって、この方が正解だと思ったとのこと。
コロナの影響で、一般的には、テレビを見る人が増えたのでしょうが、反面、このようにテレビ離れをした人もいるようです。
そしがやは、後者の方ですが、新型コロナウイルスが落ち着いても元に戻らないような気もします。
関連記事