そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

不動産屋の営業を信じた会社員の末路

現在、投資は、個別株式をしていますが、勤めているころは、職場によく不動産屋からのワンルームマンションの投資の電話がありました。

内容がよくわからないので、それに応じることはありませんでした。

それに、知り合いでワンルームマンションを購入して、うまく行っているという話も聞いたこともなかったということもありました。
そんな不動産屋の営業を信じたら、どうなるかという記事を読みました。

 

www.msn.com

 

不動産投資についてさまざまな情報が飛び交っている。専門誌『家主と地主』編集長の永井ゆかり氏は、「不動産投資で成功するかどうかは、情報の集め方にかかっている。失敗する人の多くは、正しく情報収集できずセールスマンの話を鵜呑みにする」という——。

 

この記事によれば、不動産投資の成功のカギは、情報収集にかかっていると言います。

そうでないと失敗すると述べています。
どんな投資も情報収集が大事なことな間違いないでしょう。

個別株式投資の場合は、投資対象の企業を調べることは、必須です。

この情報収集をめぐっては、以下のような点を強調しています。

 

不動産会社主催のセミナーは営業ツール

成功した家主は数十冊もの書籍を読んでいる

家主ネットワークを作るのも有効だ

家主仲間の存在は「情報の鵜吞み」を防止できる

 

いずれも大切なポイントですね。
最初の不動産会社主催のセミナーは、よく言われるように不動産会社の営業のためのものです。

参加するなら、その点を理解する必要があります。

成功した家主が関連の本をたくさん読んでいるのは、間違いないでしょう。

それに家主仲間の存在は、情報収集には、役立ち、ほかの家主の意見も聞くことができ、何が正しいかを判断するのにつながります。

 

典型的な失敗例としてこんなケースを取り上げています。

 

悪夢の始まりは2006年。新築分譲マンション業者から電話営業されたことがきっかけで、1戸購入したことだった。「老後対策として、また節税対策としてもいい商品ですよ」と勧められて契約。営業マンに言われるがままローンを組み、その後の賃貸管理は販売会社の系列の管理会社に任せることにした。購入当初は新築とあって家賃も高く、入居も安定していた。収支も毎月の手残りこそわずかだったが、マイナスになることはなかった。

 

こういう電話営業ってよくありますね。

そしがやのところにあったのも、こういうものでした。

このケースは、最初は、そんなに悪くはなかったようです。

 

ところが、数年経つと周辺に新築ワンルームマンションが多く建ったことから、空室期間が長くなり、家賃の値下げを余儀なくされ、その結果、収支はマイナスになった。これからどうすればよいのかと担当の営業マンに相談した。そこで、冒頭のセリフを言われ、2戸目と3戸目を購入してしまったが、結局やりくりするのは大変だった。

 

ここでいう冒頭のせりふというのは、「1つしか持っていないから不安定になるんですよ」というものです。

これって、ほかに不動産投資仲間がいて、相談したら、絶対におかしいと分かるものですが、ほかに情報のないこの会社員は、素直に信じてしまったようです。

 

担当の営業マンに電話すると、すでに退職していた。サラリーマンとしての収入があるので、不動産収支のマイナスを何とか補填することはできたが、退職後の見通しに不安を感じ、結局、売却を決意した。損切りせざるを得なかった笹川さんは、自らの安易な不動産投資に猛省したという。

 

最後は、全部のマンションを売却して、終わりました。

まだよかったのは、会社員としての収入があったから、損失を補填できたことです。

 

ここまで読んできて感じたのは、不動産投資で成功するためには、情報収集して、かなり勉強する必要があるということです。

そしがやは、株式投資で精いっぱいなので、最初からそういう勉強は、ムリだとわかっていました。

それに今になって思うのは、不動産に手を出さなくて、正解だったということですね。

 

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