そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

コロナ禍の次に世界を襲う「4畳半に4万超のバッタ」の恐怖

今は、テレビを見てもニュース番組は、コロナ関連のものか、それ以外は、再放送が多いです。

ネットでもコロナ関連がほとんどです。

 

ですが、こんな時に別の災害が起きたらどうするのかちょっと心配になります。

例えば、東日本大震災級の地震が発生したらどうするのでしょうか。

避難所には、被災した人が押し寄せて、三密の状態になり、コロナが蔓延しそうしそうです。

 

地震でなくてもこれからは、梅雨の時期になり、集中豪雨による河川の氾濫とかもあるかもしれません。

そういうときには、避難所が今までのようなあり方では、コロナを防げないでしょう。

正直なところ、国も地方自治体のコロナ対策でほかのことを考える余裕がないのかもしれません。

メディアも同じでしょう。

このようにコロナ一色の中、ちょっと心配な記事を読みました。

 

www.msn.com

アラビア半島・アフリカ・西アジアで「サバクトビバッタの大発生」という新たな危機が生じている。おびただしいバッタが大地や空、田畑を埋め尽くし、農作物や牧草などすべてを食べ尽くす「蝗害(こうがい)」だ。巨大な群れ(スワーム)は、東京ドーム386個分に1120億匹。その密度は「4畳半に4万超」というすさまじさ。コロナ禍で貧困化した地域の食糧を食い尽くし、世界飢餓を引き起こす恐れがある──。

 

日本にとっては、バッタの大量発生というのは、想像もできませんが、今バッタが大問題になっている国もあるようです。

 

今回のサバクトビバッタの発生の始まりは、2年前にさかのぼる。2018年にアラビア半島南部に発生したサイクロン豪雨が引き金となり、イエメンとオマーンの国境辺りにバッタが大発生した。翌年夏に、バッタの群れはサウジアラビアと紅海を超えてスワームを形成し、アフリカのエチオピアソマリアに飛んだ。

 

直接的なきっかけは、2年前のサイクロンのようです。

雨が降ったことで広大な草原が現れ、それに伴って、バッタが発生したようです。

 

バッタの大発生は、歴史的に頻繁に繰り返されてきた。スワームの大きさは1806ヘクタール(18.06平方キロメートル)を超えるという記録もある。今回の大発生はこれに匹敵する規模だともいわれている。

 

これは、渋谷区や目黒区ならすっぽり包まれるもので、そこに1120億匹の黒いバッタが襲来するというおぞましい光景です。

平方メートルあたりに6202匹で、4畳半だと4万を超えるバッタがうようよと群れる計算になります。

こんなバッタが農地を食い荒らしていくわけです。

 

2020年5月4日現在、サバクトビバッタは、西はケニアエチオピアソマリアエリトリアスーダンまで、アラビア諸国ではイエメン・サウジアラビアイラクオマーンUAEにその発生を拡散した。スワームはイラン南部からパキスタンへと広がり、東の最前線はパキスタン-インドの国境地帯である。

 

現在は、このように広がっていますが、ヒマラヤ山脈があるので、中国までは広がらないと見られているようです。
ここまで見てくると一見、日本には関係なさそうです。

 

アフリカ・中東・西アジアの穀倉地帯へのバッタの襲来が、コロナ禍で襲い掛かる世界的食糧危機にトドメを刺すかもしれない。そして、カロリーベースで37%というとても低い食料自給率(平成30年度)の日本は、その影響を大きく受ける可能性が否定できないのである。

 

日本の食料自給率が低いので、その影響が日本に及ぶ可能性があるとこの記事では、最後に強調しています。

コロナ禍でほかのことを考える余裕がない中、こういう事実にも注視する必要がありそうです。

 

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