そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

「公務員になれば一生安泰」神話崩壊

そしがや自身が公務員だったので、公務員関係の記事をよく読むようにしています。

以前は、公務員になれば、安泰という内容のものが多かった気がします。

企業とは異なって、破産することもないので、それなりの給料をもらって、定年まで勤められるというものです。

 

ですが、最近は、公務員は、必ずしも安定はしていないという内容の記事も増えています。

北海道の夕張市などのように、自治体であっても経営的破綻があるという事実のせいでしょう。

地方では、ほかにも人口が減ってきて、明日は我が身という自治体があるようです。
こんな記事を読みました。

 

www.msn.com

 

さて、若者が公務員の道に進む際に、皆さんはどのような印象を抱くだろうか? おそらく、次のような印象を抱くのではないだろうか。

「若者が公務員を選ぶとは。安定志向そのものではないか」

「若者はなぜ、チャレンジしなくなったのか。保守的な選択ではないか」

「ハイリスク・ハイリターンのベンチャー企業に飛び込んで、自分を試してみてはどうか。公務員は残念すぎる」

 

そしがやが公務員を選択した40年以上前も同じようなことを言われていました。

これが現在でも世間の一般的なイメージでしょう。

ですが、この記事の筆者は、そうではないと主張しています。

 

「公務員は安定している」と言われる。が、現実はそうではない。その安定の前提となる、国や自治体が揺らいでいるからだ。

深刻なのが、地方自治体である。「東京一極集中の解消」「地方創生」が叫ばれ続けている。ただ、現実的に「地方消滅」のリスクが大きい。

 

公務員の勤め先が揺らいでいるといいます。

特の地方自治体は、深刻だというのです。

これは、そしがやも実家へ帰省するたびに感じます。

人口が減ってきて、活気がなくなっているのは確かです。

 

公務員が安定していると言われるが、もし公務員として就職したとして、あなたは一生公務員なのだろうか。そうとは言い切れない。

昭和の後期から平成、令和の時代を振り返ってみよう。民営化のラッシュだった。国鉄電電公社、専売公社、郵政の民営化の他、国立大学の法人化などもあった。

 

また地方自治体以外の公務員でも民営化が続いています。

今後も続くでしょう。

ちなみにそしがやの利用する地元の自治体の図書館職員は、民間委託なので、企業の社員です。

窓口で正規の公務員と思っても実は、民間会社の社員や非正規の職員が増えています。

筆者は、公務員の今後は、安泰とは言えないと強調しています。

 

メディアでは「官僚」「役人」と括られ、叩かれる彼らだが、実際に仕事をしてみて不愉快な想いをしたことが一度もない。むしろ、大変に聡明な上、使命感が強い。さらに大胆なプランを提案する「攻めている」方も中にはいる。起業家や、広告代理店の社員と話しているかのような気分になることすらある。

 

また世間のイメージとは、異なって、公務員の中には、従来型の「堅物」「保守的」は、いないとも述べています。

 

このような現状をみた上で、公務員を志望する若者を批判していいのだろうか。「安定しているから公務員」という若者には、この記事を通じてそうではないことに気づいてもらいたい。一方で、ハイリスク・ローリターンなのにも関わらず、国や地域に貢献したいと言う若者たちは、まるで社会起業家のようにすら思えてくる。

 

このような現状を見たうえで、公務員を志望する若者を評価しています。

タイトルとは、いささか内容の違った記事ですが、そしがやの経験からいうと一生安泰でないのは、間違いないでしょう。

 

関連記事

 

sosigayax.hatenablog.com

sosigayax.hatenablog.com