新型コロナウイルスの影響で、そしがやの通っている大学院の卒業式も入学式も中止になりました。
多くの大学も同じような措置を取っているようです。
ですから、去年までよく見かけた袴姿の女子学生の姿もめったに見かけません。
このままだと4月以降の授業の開始もだいぶ遅れるのではないかと想像しています。
そんな中、外出せず、ずっと自宅にいるようになったので、これまでよりテレビを視聴する機会が多くなりました。
テレビのワイドショーでは、やはり新型コロナに関連したものが増えたようです。
そのようなテレビ番組を見ているといろいろなコメンテイターが登場しますが、新型コロナウイルスの脅威をあおりすぎではないかと思われるものもあります。
冷静な議論が必要ではないかというのが率直な感想です。
そんな番組の中では、林修がレギュラーの番組が冷静な対応を呼びかけるものだったので、それについての記事を紹介したいと思います。
新型コロナウイルス関連の報道が続く中、10日放送の『林修の今でしょ! 講座』(テレビ朝日系)では、林修氏によるワイドショー批判が行われた。 今回、TV報道はどのような役割を担ったのだろうか。
10日放送のこの番組は、見ていました。
途中から新型コロナ関係の内容になったのですが、説得力のある内容でした。
林氏は「テレビ観てるとねぇ、素人がネットで聞きかじった情報であーだこーだ言って、あの時間みんなムダなんですよ。感染症の専門の方の意見だけが聞きたい」と言っている。
林修のこのコメントは、印象に残っています。
そしがやの気持ちを代弁してくれていると感じました。
テレビには、感染症の専門家でもない人間がしたり顔でコメントをしているものもありますが、ちょっと社会をあおりすぎではないかと思えます。
林氏は感染症の専門家である堀賢教授に「昨年のインフルエンザの死者数と比較したとき、新型コロナウイルスはそれほど恐ろしいのか?」と質問。
さらに、「ここまでいろんな経済活動を止めてまで恐れなければならない病気なのか」との問いに、堀教授は「日本においてはそれほど怖くないというのは正しい」と回答した。
つまり「致死率がそれほど高くないので、世界的に流行してきている風邪のようなもの」であると。
昨年、日本では、インフルエンザで3000人ほどが死亡していますが、今回の新型コロナほどの騒ぎにはなっていません。
それを考えると堀教授が述べているように今回は、かなり恐れすぎともいえると感じました。
林氏はインフルと比較しており、なおかつ経済的リスクにも視野が及んでいるのだ。新型コロナそのものにおける最大の危機は「医療崩壊」にあることがイタリアなどの事例で明らかになっている。
PCR検査を促すことはまさしく医療崩壊につながりかねない。経済的リスクも含めあらゆる観点からして、冷静さを促すのがマスメディアの使命だろう。
それを「正しく恐れる」という有名なフレーズが表すのであり、連日のワイドショーによって不安を煽るTV報道は最も足を引っ張ったといえる。
ワイドショーにあおられずに「正しく恐れる」ということが今まさに求められていることでしょう。
しばらくこの状態は、続くと予想されます。
テレビ番組によっては、不安になることもあるでしょうが、冷静に過ごしたいものです。
今までもこのような感染症の脅威は、何度もありましたが、人類はいずれも乗り越えてきたのですから。
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