数日前、海外でリタイア生活を送る友人からメールが届きました。
友人は、1か月ほど前からオーストラリアのシドニー近郊の家で過ごしています。
息子さんがそこで仕事をしているので、住宅を購入して、日本とオーストラリアとを往復して、リタイア生活をしているというものです。
オーストラリアも日本ほどではないようですが、感染の拡大とともに、渡航制限が厳しくなり、スーパーマーケットでは、パスタ、肉類を初め多くの食料品が消えているとのこと。
マスクやトイレットペーパーも日本同様です。
今週からは、学校閉鎖が始まっているようです。
その友人とは、日本にいるときに時々会うのですが、オーストラリアに住宅があり、二つの国でリタイア生活を送るのをうらやましいと思っていました。
ですが、彼の今回のメールには、書かれていませんが、このような世界的なパニック状態になると外国でリタイア生活をするのも大変だな、という気もします。
ほかの国では、マスクをしているアジア人への暴力行為も起きていると聞きます。
オーストラリアは、どうなんでしょうか。
まだそれほど患者が出ていないので、そういうアジア人差別は、そんなに深刻化していないのかもしれません。
いろいろなブログには、海外でリタイア生活のことについて触れた記事が結構あります。
海外生活をエンジョイしているものも多いのですが、中には、ちょっと不幸なケースがあります。
日本での生活がイヤになって、インドネシアでのリタイア生活を楽しんでいる男性ですが、一度、恐ろしい目にあってから外を出歩くことが怖くなってしまったものです。
日本に比べると治安が悪いようです。
これは、海外生活ではよく言われることですね。
その後は、自宅に引きこもりがちになり、海外の生活に「意味」を見いだせなくなってしまったとのこと。
結局は、日本に戻ってきてしまい、「海外に住んでみたけど、やはり日本が住みやすい」というのが、その人の結論でした。
これは、運の悪い、例外的なケースかもしれません。
そしがやの知っている海外生活者は、ほかにもタイに住んでいる人もいますが、そこでのリタイア生活を楽しんでいるようです。
ですが、今回のような世界的なパニック状態になると、地元の人も心に余裕がなくなり、リタイアとはいえ、外国から来た人間には、いろいろと暮らしにくいことが多くなるように思えます。
そしがや自身は、海外でのリタイア生活を空想(妄想?)するのは、好きですが、やはり日本は、安全だし、食べ物もおいしいし、なんやかんやいっても暮らしやすいので、海外へ行くことは、考えていません。
それにしても今回の新型コロナウイルス騒ぎが早急に落ち着くことを願っています。
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