タイというとリタイアしている人にとって魅力的な国の一つでしょう。
リタイア系のブログを読んでいても、外国ではタイに住んでいるブロガーが多いと感じます。
そしがやの知り合いでも仕事を辞めてから、タイと日本との間と頻繁に往復している人がいます。
リタイア者にとって、過ごしやすいのでしょう。
そんなタイですが、追い出される日本人が増えているというちょっと意外な記事を読みました。
長期間ダラダラと滞在する、「外こもり」の聖地タイ。日本人だけではなく、多くの外国人が訪れる人気観光地だが、タイを追い出される人が急増していた! 「外こもり」の聖地で何が起こっているのか。実情を追った。
タイというと「外こもり」のイメージがありますね。
ですが、状況が少し変わってきたようです。
「不法就労する外国人に対する取り締まりが、年々厳しくなっているからです」とは、タイに移住して約20年のライター・高田胤臣氏。
外務省の資料によると18年10月時点で、7万5000人以上の日本人がタイに滞在していますが、タイ政府の取り締まりが厳しくなっていると高田さんは、指摘しています。
「以前は申請書一枚で観光ビザを取得できましたし、タイに隣接する国の国境を一度越えて、滞在期間をリセットして戻る“ビザラン”も容易だった。ですが、今はビザの申請にさまざまな書類を添付する必要があり、ビザランも規制されて難しくなっています」
今までのようなつもりでは、タイに滞在を続けることは、難しいとのこと。
「税収確保の目的のほかに、連携を深める東南アジアの中でイニシアチブを取りたいことから、タイで不法就労する不良外国人を一掃したいのではないでしょうか」
経済成長を受けて、タイ政府が不良外国人を一掃しようとの思惑がありそうです。
この記事では、タイで就労する人のケースを主に取り上げています。
ほとんどが観光ビザで滞在しているリタイア者の滞在も、影響を受けるような気がしますね。
タイは思いつきで移住できる、「外こもり」の楽園ではなくなってきているのだ。
最後にこのように高田さんは、締めくくっていますが、タイでのリタイア生活も厳しくなっているのは、確かなようです。
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