そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

タワマン購入、エリート夫婦の末路

タワマンというと昨年の台風の時の武蔵小杉のタワマンの浸水以来、あまりいいイメージがありません。

我が家の近くにも一つありますが、今は、実際にタワマンに住む人は、どのような生活を送っているのかと考えることがあります。
こんな記事を読みました。

 

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19年10月に首都圏を襲った台風19号川崎市武蔵小杉駅周辺にあるタワーマンションが水害に脆弱であることを露見させた。水害に限らず、実は築15年から20年を迎えるタワマンで目立ち始めたのが雨漏りの問題である。

 

この記事で指摘されているのが、雨漏りの問題です。

これは、初めて知りました。

かなり以前、昔ながらの木造モルタルのアパートに住んでいたころは、雨漏りを経験したことがありましたが、一番最先端だと思われているタワマンが雨漏りとは、驚きました。

 

この「潮と風と揺れ」は意外に曲者だ。コンクリートの継ぎ目や窓枠の目地には元来コーキング剤などが充填されているが、経年とともに劣化する。タワマンのとりわけ湾岸エリアはその度合いが通常のマンションなどとは比べものにならないほど激しいのだ。強風によって吹きつけられる潮はコーキング剤の劣化を早め、小さな揺れの連続は亀裂を促進させるからだ。

 

タワマンは、沿岸部に多いので、そこでは、高層であるために強風を受け、常に微小な揺れが生じます。

また日本は地震の多い国なので、建物はしばしば強い揺れにも襲われます。

これらが、どんどんマンションの劣化を促進するというのです。

 

タワマンは、高層であるために修繕にあたって足場を組むことすらできない。したがって雨漏りが起きても、必要な修繕を施せずに放置状態が続くことになる。タワマンで窓枠等から浸水する被害に悩まされている住戸が多いのはこうした要因によるものといわれている。

 

高層であるがゆえにメンテンナンスが難しくて、結局は、雨漏りに悩まされるというものです。
ほかにも大地震等での停電用の非常用発電装置やエレベータもメンテンナンスに多額の資金が必要だと指摘されています。

 

今のエリートたちは夫婦共働きが基本。夫婦ともに大企業に勤めるため郊外に住むことは難しく、通勤に便利な都心のタワマンを買い求める。子どもは保育所に預け、仕事が早く終わったほうが迎えに行く。こんなライフスタイルに応えるのがタワマンだ。

 

またこんなタワマン購入層は、共稼ぎのエリート層が多いとの分析です。

そしがやは、知り合いにタワマン居住者がいないので、分かりませんが、そういう傾向があるのかもしれません。

 

だが、こうして無理を重ねて手にしたタワマンは実は災害に弱く、建物維持コストに膨大な負担を強いられ、いざ売却しようにも同様な住戸が多いだけに価値を保ちづらく、資産性が高くないということが露呈するとどうなるのだろうか。

 

最後は、タワマンは、災害にも弱く、資産性も高くないと述べています。

まったくいいところなしですね。

ニュータウン内の団地が築40年以上の歳月を経て、誰からも見向きされなくなったのと同じような運命が待っていると最後には、結論付けていますが、タワマンには、どんな未来が待っているのでしょうか。

 

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