そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

なんと1日50人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味

政府が新型コロナウイルスの拡大を防ぐため、来週から小中高学校の休校を要請しました。

ほかにもいろいろな催し物が中止になっています。

そしがやの周りでも大学院の卒業式の中止の連絡が昨日ありました。

また英語のサークルの集まりも取りやめになりました。
いろいろと影響が広がっています。

 

ですが、反面、このような中止がいたずらに不安感をあおっているような気もします。
現在のコロナウイルスの死者は、以下の通りです。

 

新型コロナウイルスの死者は現在のところ8人で致死率は0.87%
       2020年2月27日現在 comical-piece調べ

https://comical-piece.com/korona-virus-japan/

 

現在8人です。

この数字をどう見るかでしょうが、インフルエンザのこんなニュースもあります。

 

president.jp

2016年1463人→2017年2569人→2018年3325人。ここ数年、インフルエンザで亡くなる人が増えている。2019年も1~9月の集計で、すでに3000人超。統計データ分析家の本川裕氏は、「怖いのは新型コロナウイルスだけではない」という――。

 

この記事によると今年の数字ではありませんが、2019年1月~9月までの数字だけで3000人以上のインフルエンザによる死者が出ているとのことです。

これはここ数年増えているとのこと。

2020年の数字は、載っていませんが、19年に近い数字でしょう。

インフルエンザは、数千人単位で亡くなっているのに、コロナウイルスは、数人の死者でこれだけのことになっています。

 

月別のデータを見ると、昨年1月にはインフルエンザで1685人の方が亡くなっている。1日平均で死者54人となる計算になる。

 

昨年の1月は、1日で、50人以上が亡くなっています。

ところが、コロナウイルスの場合は、まだ8人の死者です。

にもかかわらず、これだけの騒ぎです。

インフルエンザと比べ、このようにギャップがあるのがよくわかりません。

 

しかし、同じウイルスによる感染症であり、毎年、秋から冬にかけて猛威を振るっているインフルエンザの犠牲者と比較するとヒートアップしすぎだとも言えるのではなかろうか。

 

この記事のライターの本川裕も同じような意見を述べています。

 

中国・武漢市から広がっている新型コロナウイルスの猛威が世界的な関心を集める中、米国ではインフルエンザの流行が深刻化している。米疫病対策センター(CDC)の推計では、19年10月以降の今シーズンで2月1日までに死者は1万2000人に達したとされている。

 

米国でのインフルエンザの流行についても触れています。

2月1日までに1万2000人が亡くなったとのこと。

大変な数です。

ですが、このニュースは、コロナウイルスに比べ、ほとんど報じられていません。

かなり不思議です。

 

いま、新型コロナウイルスの流行を食い止める対策は緊急の課題である。

だが、犠牲者の数からいえば、高齢化の進んだ先進国では、一般的に感染拡大が深刻化しているインフルエンザの封じ込め対策についてももっと関心が払われるべきであろう。

 

最後には、本川は、コロナウイルスだけでなく、インフルエンザについても対策が必要だと強調しています。

まったく同感です。

 

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