リタイアして5年目を迎えましたが、ほぼ想定の範囲内で過ごしています。
リタイアする前には、いくつかのことをしてきましたが、それらが比較的にうまく行ったのでしょう。
今回は、そんなリタイアする前にした3つのことを書いてみたいと思います。
リタイアを考え始めたのは、50歳くらいでした。
55歳くらいでアーリーリタイアがしたかったのです。
そのために1番目にしたのは、資産運用でした。
投資です。
株式は、30歳代から始めていましたが、バブル崩壊後、投資の熱意が冷めていたました。
リタイアに向けて、また投資を再開しました。
その際に始めたのは、個別株式ではなく、投資信託でした。
インデックス投資というものがあるということを知り、国内株、海外株、債券等の各種の投資信託を定期的にコツコツと購入し始めました。
ですが、すぐにリーマンショックが襲い、資産額は、減ってしまい、かなり落ち込んでしまいました。
ですから、それらの投資信託は、新たに購入することもなく、塩漬け状態でした。
ですが、長く持っていればいいこともあるものです。
アベノミクスに救われました。
株価が戻すにつれて、投資信託の赤字額も減っていきました。
もとの値段に戻したときに、投資信託は売却し、今度は新たに日本の個別株を購入したのです。
その後は、個別株で投資を投資を続け、現在に至っています。
想定していた資産額は築けませんでしたが、リタイアできる金額でした。
2番目にしたのは、家計を把握することです。
それが無駄な支出を減らし、節約につながりました。
そのためにしたのは、家計簿をつけることと毎月資産状況を把握することでした。
家計簿は、最初は、大変でしたが、毎日続けると習慣になって、さほど負担でもなくなります。
家計簿をつけることで家計全体を見ることができます。
無駄な支出が分かってきます。
何を節約したらいいかがはっきりします。
資産状況を把握するために毎月の資産をエクセルに記載しました。
株式、預貯金などをまとめたものです。
これを毎月見ていくと勤めているときには、毎月どの程度資産が増えていくかがはっきりと分かります。
株式は変動するので、その流れも見えてきます。
また年2回、損益計算書を作成しました。
1月から6月までと7月から12月までです。
収入と支出とをまとめたものです。
それをもとに1年間の損益計算書も作成しました。
これで資産の動きが分かります。
当然ですが、60歳までは資産は増え、その後は毎年減っています。
これも予想した通りです。
3番目にしたのは、リタイア後にしたいことをはっきりさせることです。
ある意味では、これがリタイア後の生活を考えるうえで一番大事なことでしょう。
1番目と2番目は、そのための準備と言っていいかもしれません。
そしがやは、大学へ行きたいと考えていたので、そのために資料を集めたり、オープンキャンパスに行きました。
それらによって、リタイア後のイメージが大分つかめてきました。
入試のための準備もしました。
大学へ入ってみると今までの勤めていた時とは違う世界で、リタイアしてよかったと思ったものです。
それが、現在の大学院へ入ることにつながっています。
リタイア前にした3つのことを簡単に紹介しましたが、今はこれからの5年間に向けてすることを考えなくてはいけません。
いろいろ調べたりしていますが、こういうことも楽しいものです。
はっきりしたらまた記事にしたいですね。
関連記事