大学が年末年始の休みになったので、家にいることが増えました。
普段より顔を合わせるためか、妻の機嫌が悪い時が多くなりました。
定年後に夫が家にいるようになるとこういうことってよくあるようです。
そんな定年後の夫についての記事を読みました。
「主人在宅ストレス症候群」という言葉があります。夫が定年になって、一日中家に居るようになると妻のメンタルヘルスや体調が悪化するという現象です。(中略)
別の呼び方で「夫源病」というのもあり、言葉は違っても同じように夫の言動から妻にストレスがたまって体調が悪くなるという状態を指します。程度の軽いものであれば笑い話で済ませられるかもしれませんが、中には熟年離婚に至るケースもあるようですから、決して軽く考えないほうがいいかもしれません。
「主人在宅ストレス症候群」や「夫源病」というのは、新聞で目にしたことがあります。
何もしない夫がいることで起きる妻の症状です。
離婚に至る深刻なケースもあるとのこと。
問題なのは家でゴロゴロしていることではなく、「夫が自立していないこと」なのです。妻にしてみれば、今までなら昼間は会社に行って家に居なかった夫が毎日居るようになり、「昼飯はまだか」と催促する。出かけるとなると「どこへ行くの」「いつ頃帰ってくるの」、そして「僕のご飯はどうなるの」と聞いてくる。これでは妻も正直言ってうっとうしい気持ちになるでしょう。
この記事では、問題は、夫が家にいることではなく、自立していないことだと分析しています。
確かに家にいる夫が食事の催促をしたり、妻の外出先まで聞いてくるのは、うっとうしいでしょう。
私の先輩で定年退職した後に一切働かず、家で株式のトレーディングをやっている人がいます。彼は退職した際、奥さんに「今までありがとう。これからはずっと家にいるから、三度の食事は僕がつくる」と宣言し、日中に株式相場が開いている時間はインターネットの画面を見つめて株を売買し、取引時間が終われば食事の用意をするそうです。先輩は外に出かけなくても「株のトレーディング」という居場所を自分でつくり、家に居ながらにして「料理をつくる」という家族のために役に立つ仕事をこなしているのです。
筆者は、自分の先輩のケースを紹介しています。
株式のトレードで一日家にいますが、料理は自分で分担しているというものです。
料理ができなければ、掃除をするとか洗濯をするといった様々な家事を妻と分担してやるということでもいいとしています。
正論でしょうね。
そしがやは、今までは大学に毎日通うということで、ほとんど勤めているころと同じ生活をしていているので、あまり妻との関係が問題化していませんでした。
ですが、今後大学院を卒業して、家にいることが増えると今回の年末年始の休みに経験したことがもっと本格化しそうです。
今もいくつかの家事は分担しています。
食器洗いとかゴミ捨てなどです。
卒業後は、もっとしなくてはいけないかなあ、とこの記事を読んで感じました。
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