宝くじの季節がやってきました。
いつも通学の途中に通る宝くじ売り場の行列も、長くなってきたような気がします。
宝くじは、今まで買ったことはありませんし、今後も買うつもりはありません。
その理由は、宝くじは、一種の税金だと考えているからです。
ですが、他の人が自分の判断で購入することには、無論、反対しません。
むしろ、積極的に買ってもらいたいくらいです。
宝くじの購入に流れたお金の半額は、地方自治体などの公共事業の資金になっているのですから。
そのような用途に積極的にお金を払ってくれる人のいるということは、歓迎すべきことです。
そんな宝くじの本質に触れた記事を読みました。
宝くじにまつわる3つの注意点
結論から言ってしまうと、あらかじめ理解しておいてほしいのは以下の3点です。1. 還元率は50%以下ともうかる見込みが低い
2. 本質は税金に近い(地方財政資金の調達が目的)
3. 高額当せんによって不幸になることもある
この記事では、宝くじの本質にかかわる注意点を3点取り上げています。
いずれも当たっていますね。
注意点の1と2からすると「もしお金を増やすことが目的だとしたら、宝くじは買うべきではない」とこの記事で述べているとおりです。
どれだけの人がこのことをわかっているのでしょうか。
いつも宝くじ売り場の長い行列を見るとそう感じます。
宝くじがもうけにくい仕組みであることを踏まえると、宝くじ購入者は税金を自発的に支払っているようなものなのです。
もちろん税金は社会貢献につながるので、必ずしもそれは悪いことではありません。
ただ、宝くじを買う場合は、もうけたいという気持ちよりも地方自治体に寄附したいという気持ちのほうを大きく持っておいたほういいでしょう。
注意点2に関しては、この記事では、このようにはっきりと断言しています。
宝くじは、地方自治体への寄附だと考えた方がいいというのです。
そしがや場合は、今払っている税金以上のものを払いたくないので、宝くじという形では、税金は、払いたくありません。
万が一、宝くじで高額当せんしても、実は良いことばかりではありません。
お金というのは怖いもので、一時的に大きな臨時収入が入ることによって以下のような事態を招くことが考えられます
・ 高額消費に慣れてしまい、生活が苦しくなる
・ 周囲とお金のことでもめ、友人や家族を失う
注意点3に関しては、このように指摘しています。
いろいろな記事で、宝くじの高額当せんで不幸になった人のケースは、よく目にします。
生活水準を上げすぎると、当せん金を使い果たしてしまうことになるかもしれません。
そうなると、再び元の生活水準に戻るのはとても苦しいことです。
もしそのまま生活水準を下げることができないと、破産というのも現実的な話になってきます
当せんしたがために、生活水準を下げられず、破産していまい、かえって不幸になってしまうという例も多いです。
宝くじは「当たるかもしれない」とワクワクできたり、家族で盛り上がれたりするという点で、ちょっとしたイベントとして楽しめる側面もあります。
そういった楽しみ方を目的に購入するのは問題ありませんが、少しでも当せん金を当てにする気持ちがあるのであれば、買わないほうがいいでしょう。
最後には、当せん金を当てにするようなら買わないほうがいいと、はっきり結論づけています。
まさにその通りですね。
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