今度、65歳になるので、国民年金の手続きをするようにと共済組合から連絡が来ていました。
共済年金と国民年金とは、別制度なので、国民年金は、共済組合が年金機構に代わって、代行することのようです。
国民年金も共済組合も給料から天引きされていたので、あまり自分で支払った感がなかったのですが、今になって思えば、強制的に天引きされてよかったです。
もし自営業で自分で年金保険料を支払う立場だったら、ちゃんとしっかり払えたかどうかわかりません。
生活の苦しい時は、つい支払いをさぼってしまったような気もします。
ですが、今になってみれば国民年金は、かなり恵まれた制度なので、絶対に保険料を支払わないと損だと思っています。
そんな国民年金の魅力についての記事を読みました。
これを「遺族年金」といいますが、夫が亡くなった後でも一定額妻に支給されます。
また、大きなケガを負ったときには、「障害年金」が支給されます。
これは民間でいうところの「傷害保険」のようなものです。
このような終身年金、生命保険、傷害保険を民間の保険会社で補おうとすると、相当高額な掛け金を覚悟しなければなりません。
この記事では、年金としか述べていませんが、内容からすると国民年金のことでしょう。
その国民年金というと65歳になってから受け取る老齢年金のイメージが強いですが、ほかにも遺族年金と障害年金があります。
これって、意外と知られていませんね。
そもそも年金制度には税金が半分も入っているため、
民間の保険会社とは比較にならないほど加入者にとって有利な仕組みで設計できる
ことは当たり前なのです。
そしがやが一番、国民年金の有利な点だと思うのが、税金が半分は言っているということです。
自分が支払っている金額と同じだけ、国の税金で納められているということです。
これは、絶対お得です。
民間の制度には、こういう点はありません。
年金の保険料は所得控除され、年金を受け取るときも公的年金等控除の適用を受けられる
ため、税金に関しても明らかに優遇されています。
税金の控除も利用できます。
現在、そしがやは、妻の国民年金の保険料を払っていますが、当然、税金の控除の手続きをしています。
年金の未納、未加入の状態の方を時々見かけますが、いくら日本の年金制度に欠陥があるからといって、この有利な金融商品を放棄してしまう選択は極めて軽率な判断といわざるを得ないのです。
これからの日本の高齢化を考えると国民年金は、無論、完全ではありませんが、他の民間の金融商品に比べれば、かなり有利な金融商品です。
払えない場合は、免除制度もありますので、国民年金は、お勧めですね。
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