テレビのお笑い番組が好きでよく見ています。
ですが、いつの間にかそれまではよく出ていた芸人が姿を消してしまうことがあります。
お笑いには、旬の時があって、多くの場合、あっという間にその時期が去ってしまうようです。
そんな芸人は、それからはもうテレビでは見かけることはなくなります。
生き残る芸人は、かなり少ないということでしょう。
そんな人気芸人だったヒロシの記事を読みました。
かつては、自虐的なセリフを一人で語るというスタイルで一世を風靡した芸人です。
現在は、YouTubeクリエイターとして活躍しています。
ソロキャンプの映像を見たことがあります。
テレビに出なくなったら、こんなところで活躍していたんですね。
最近、ヒロシは、本を出版しましたが、この記事は、その中でお金について触れている部分がベースになっています。
僕がテレビで売れた頃、僕の月収は1000万~3000万円で、最高で4000万円に達した。
とてもリッチな生活をしていたように見えるが、中身が伴わなかった。炭鉱街の出身で根が貧乏だから、有り余るお金の使い方がわからなかったのだ。
売れているときは、最高で4000万円もの収入があったそうです。
ですが、使い方が分からず、家賃が40万円もする2LDKのマンションに引っ越して、高価なベッドや、60万円する革張りのソファも購入してしまいます。
それに高級車・ジャガーも購入しますが、修理にかなりお金がかかってしまいます。
最後には、そういうことがすべて見栄だったということに気づきます。
売れる前は、僕はお金がすべてだと思っていた。お金があれば欲しいすべてが手に入り、きれいな女優とも付き合えて、幸せになれる、と思っていた。
売れる前が貧乏だったので、お金がすべてだったと思い込んでいたというのです。
これってわかりますね。お金がない時は、お金がすべてを解決してくれるように感じるものです。
お金がすべてではないと、今ならわかる。
今はそうヒロシは思っています。
浮き沈みの激しい世界に生きてきた人間だけに説得力があります。
だから、どんな人でも貯金をしていくことを勧める。(中略)
安いアパートに住んで、1年で100万円貯めてみる生活をすれば、5年間続けたら500万円だ。そしてお金が貯まれば、気持ちに余裕が出てきて、お金がすべてじゃないな、と気づくはずだ。
今はお金が貯まれば心に余裕が出てくると述べています。
これは、昔からいろいろな人が言ってきたことです。
ちょっと当たり前すぎる内容かもしれません。
ですが、芸人だけでなく誰にとっても真理でしょう。
それにしても、この記事を読んで、こんな形でヒロシが活躍していることに、以前の彼の芸を見ていた人間としては、ホッとしましたね。
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