健康に関しては、いろいろな説が流布しています。
テレビで健康番組を見ることも多いのですが、相反する説もあったりします。
ですから、何を信じていいのか迷う時もあります。
こんな記事を読みました。
日常的に食べているものに、健康に対するリスクが潜んでいるケースがあるという。日本人が昔から食べてきたコメも例外ではない。実はコメには、比較的多くの「無機ヒ素」が含まれている。
この記事は、日本人が2000年以上食べてきたコメにもリスクがあるという、かなりビックリなものです。
無機ヒ素とは毒性の高い物質で、短期間で大量に体内に入ると、下痢や嘔吐、発熱などを発症し、症状が激しい場合は死に至ることもある。1998年に起きた和歌山カレー事件で使われた毒物も無機ヒ素だ。米国環境保護庁は、微量でも長期にわたって摂取すると、皮膚がんや肺がん、膀胱がんなどを発症する「発がん性物質」と認めている。
無機ヒ素には、かなり怖い物質のようです。
では、そのコメを毎日2合ずつ食べ続けるとどんな影響が出るのか。
福井県立大学教授の岡敏弘さん(現・京都大学教授)によると、茶碗1杯あたり白米で7.7秒、玄米で9.9秒寿命が縮むという。ただし、この計算はコメのメリットを無視して、リスクのみを評価したものであることには注意したい。
この試算がどういう根拠でされているのか、わかりませんが、「この計算は、コメのメリットを無視してリスクのみを評価したもの」という説明をしています。
コメのメリットを説明しないとこの記事の意味がないですね。
それが明らかされないと、コメを主食とする日本人が世界でも有数の長寿の説明ができないです。
この記事は、一見、驚くような見出しですが、実はたいした内容がないとも言えそうですね。
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