この夏、電車に乗るときによく見かけたのが、ミニ扇風機です。
最初は、何か違和感を感じたのですが、慣れると涼しそうでいいなあ、と思いました。
使っているのは、ほとんど女性でした。
ですが、このようなミニ扇風機も注意が必要なようです。
こんな記事を読みました。
「暑い屋外で、扇風機だけを使っていると、逆に熱中症を招く危険もあります」
そう警告するのは、江東病院(東京都江東区)の三浦邦久副院長だ。ミニ扇風機がはやりだした昨夏から、「扇風機で風をあてていたのに、倒れた」と口にする患者が出始めたという。
一見、暑い夏には、よさそうなミニ扇風機が逆に熱中症を招くという記事です。
ちょっと驚くような内容です。
「汗は蒸発するときに、体から熱を奪い、体温を下げる役目をします。だが、高い外気温のなかで扇風機だけを使うと、熱を奪う前に汗だけが乾き、体温は上がったままになる。脱水症状を引き起こし、重症化すれば命の危険もあります」(三浦副院長)
使うことによって、命の危険もあるというものです。
にわかには、信じられないですね。
では、ミニ扇風機を屋外で使うには、どうしたらいいのか。
水を霧状に噴射するスプレーボトルやぬれタオルを一緒に使うことが重要だという。ぬらした肌から水分が熱を奪って蒸発してくれるからだ。液体を噴射するタイプの化粧水の空き瓶に、水を入れて持ち歩くのもおススメだ。
スプレーボトルやぬれタオルを一緒に使うことが必要だそうです。
水分が熱を奪って、蒸発してくれるからだといいます。
今日から9月になりますが、まだまだ暑い日は続くでしょう。
ミニ扇風機を使う際には、このようなちょっとした注意が必要なようです。
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