そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

フィリピンで年金生活を送る「脱出老人」は幸せか

55歳でリタイアを考え始めたころ、海外で暮らすことも検討していました。

生活費の安い国であれば、年金だけで生活できそうに思えたのです。

海外暮らしをしている人の本を読んだりして、どの国がいいかと考えていました。

ただ実際には、そこまで踏み込む勇気がなく、現在は、日本で生活をしています。

ですが、現実には、そんな海外暮らしをしている人は多いようで、こんな記事を読みました。

www.msn.com

「年金は毎月18万円もらっています。家賃も含めて生活費は10万円以内で暮らしていますが、十分幸せです。物価の安いフィリピンにいれば何も困りません。それに私には若い奧さんもいますから、ハハハハハ」

 

こう語るのは、2日後に古希を迎える中澤久樹(69歳)さんです。

少し日に焼けた、健康的な肌に黄色いTシャツ、短パンというラフな格好です。

 

中澤さんは現在、フィリピン中部のセブ州マクタン島にある2階建ての一軒家で、40歳年下の妻、エメリーナさん(30)と6歳の息子と3人で暮らしている。家賃は8000ペソ(約1万6000円)。1階がキッチンに居間、2階は3部屋という間取りで、決して大きくはないが、3人で暮らすには十分だ。

 

中澤さんは、現地でフィリピン人の奥さんやこどもと一緒に暮らしています。

物価が安いので、年金だけでも暮らしていけるようです。

こういう選択も良さそうに見えます。

 

「電気は止まるわ、水は止まるわで腹が立つこともありますが、我慢です。日本のように腹を立てたらアウト。だってフィリピンは日本と全然違うんだよ。仕方がない。日本と同じようにはいかないよ」

 

ですが、発展途上国ならではの不便さもあります。

実際に生活を始めてみると、インフラの不備や渋滞などでやはりストレスを感じることは少なくありません。

その点、おおらかな中澤さんは、異国の環境に何とか順応できています。

人によっては、こういう不便さに耐えられない人も出てきそうですね。

 

「お金持ちは日本に住めるかもしれませんが、私のような貧乏人は物価の安い海外のほうがいいんです。フィリピンに住む日本人の中には、いざとなったら帰国する人がいます。でも私は日本の家も売り払ったので、帰国するつもりはない。私の人生はここで終わりです。それでいいんです」

 

最後に中澤さんは、こう述べています。

幸せそうです。

フィリピンを終の棲家だと考えています。

すべての人がこういう選択肢を選ぶことはできないでしょうが、これも一つの老後の形だと思えますね。

 

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