今年の4月でリタイア5年目に突入しました。
リタイア前には、いろいろ心配していたことがありました。
その最大のものは、勤めを辞めて、何年か経つとまた働きたくなるのではないかというものでした。
それまでの40年近くを仕事をする生活をしてきたので、勤めをしないという生活にそのうちに飽きてくるのではないかというものです。
それは、勤め先のかなりの部分の先輩たちが60歳を過ぎても働いているという姿を見ていたということもあります。
65歳を過ぎても仕事をしている人もいました。
先輩たちは、経済的には、仕事を辞めても困らないはずです。
ですが、嬉々として職場まで毎日来る生活を選択していました。
なぜ、そんな年齢まで働くのですか、と尋ねると、他にすることがないからと答える先輩が多かったです。
その当時は、そんなものかと聞き流していましたが、リタイア前になるとそんな先輩の言葉に若干の真実があるようにも思えてきました。
そしがやは、仕事がイヤでリタイアしたはずですが、そんな先輩たちの姿を見ていたので、リタイア生活をして何年か経つと仕事をしたくなるような気もしていたのです。
リタイアすることに後悔するかもしれないという一抹の不安もあったのです。
ですが、そんな5年前の心配は、まったく杞憂に終わりました。
仕事をしたいという気持ちには、まったくなっていません。
それは、現在、大学院に通っていて、毎日忙しくしているということが大きいかもしれません。
現在、週に5日大学へ行っています。
それ以外の日は、自宅で予習や復習をすることに時間を費やしています。
無論、このブログを書くことにもエネルギーを使っています。
現在の人間関係は、大学院のもののがほとんどなので、公務員だったのが、まるで遠い過去のことのようです。
5年前までは、毎日職場に通っていたのが、ほんとうに信じられないくらいです。
そんなわけで、5年前の心配は、取り越し苦労になっています。
現在のリタイア生活が今度どうなるかは、わかりませんが、これまでのところ、60歳でリタイアしたのは、正解だったと確信しています。
関連記事