そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

ポツンと一軒家

そしがやが子供のころ住んでいた家の裏は、山林になっていました。

土日は、その山に入って、遊んでいました。

その山の奥に、ポツンと1軒の家があったのを思い出します。

もう50年以上前のことです。

 

田舎には珍しい洋風の家でいつ行っても誰も住んでいないようでした。

と言って、荒れている様子もなく、後から考えると都会の人の別荘だったのかもしれません。

結局、そこの住人とは、会うこともなく、そしがやの一家は、同じ町の別の場所に引っ越したので、その後どうなったか、わかりませんでした。

 

最近、よく見ている番組に「ポツンと一軒家」というテレビ朝日の番組があります。

衛星写真で見つけた山の中の一軒家をテレビ局スタッフが探すというものです。

周りの住民が情報を得て、見つけ出すのですが、その過程も面白いし、見つけて取材に応じてくれた人の語る人生も興味深いので、最近は、ずっと見ています。

 

www.asahi.co.jp

 

3月10日放送の番組は、和歌山県備長炭作りをしている一軒家でした。

最初にスタッフが探していた家は、結局、営林署の資材小屋で、取材がそれ以上できず、もうあきらめていたら、周辺の住民から情報提供をしてもらった炭焼きをしている一家を訪ねていました。

最近は、この番組をずっと見ていますが、一番若い一家でした。

炭焼きを生業にしている40歳代の夫婦です。

最初に登場した夫は、顔を覆っていて、一見気難しそうな印象ですが、実際にスタッフの取材が進むとそうでもなく、家の中まで見せてくれました。

もともとは、町中に住んでいたようですが、夫婦とも自然と暮らすのが好きなようで、9年前に一軒家を購入してそこへ移ってきたようです。

子供が2人います。

 

後半は、最初の気難しそうな夫の印象とは異なって、白いヤギの両親から生まれた黒いヤギやドロ浴びの好きな豚が登場し、また小学校から帰ってきた息子や町の高校に通っている娘も現れ、ほほえましい番組となりました。

子供たちも自然はあるが、不便なこの生活を嫌いでもない様子で、今まで見てきたこの番組の中では、一番、面白かったです。

 

ただ、この番組が放送されるとこの場所を探して、訪れる人が増えそうな気もしましたね。

一種の観光地化しそうな危惧も感じました。
しかし、この一家は、そんなこととは関係なく生活していけそうな強さもあったので、大丈夫でしょう。

 

この番組を見ていて、最初に述べた子供のころに見つけた裏山の中にあった洋風の家に住んでいた人にも、興味深い人生があったのかもしれないと思えました。

とはいえ、今となっては、もう探りようもないのですが。

 

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