40年ほど前に勤め始めたころの不満は、職場の自分の机でタバコを吸う人が多かったことです。
タバコの煙がイヤだったし、あの匂いも嫌いだったのです。
そのうち、社会もタバコに対して厳しくなり、事務室内は、禁煙になり、喫煙室が設けられるようになりました。
いいことだと思っていたら、また別の不満が出てきました。
喫煙者が頻繁に喫煙室へタバコを吸いに行くのです。
ひどい人だと1時間に1回はそこへ行きます。
1回行くと10分から15分は戻ってきません。
1日に何回か重なるとトータルでは、1時間くらいになるのではないかと思えるくらいです。
その間、非喫煙者は、机で仕事をしているので、不公平だと感じていました。
そんな不公平感の記事を読みました。
厚生労働省の国民健康・栄養調査(2016年)によると、喫煙率は全体的に減少しているものの、30代では男性の42.0%、女性の13.7%が習慣的に喫煙しているという結果が出ています(習慣的とは「毎日吸っている」または「時々吸う日がある」と回答した者)。禁煙ブームの中、意外に喫煙者が多いことがわかります。
タバコ休憩で席を外す同僚や上司に、「また行くの? いいわよね。しょっちゅう休めて」と、嫌みの一つも言いたくなるのを我慢した経験、私にもありました。
非喫煙者は、こんなタバコ休憩には、この記事のライターと同様に嫌みを言いたくなる気持ちになったことはあるでしょう。
タバコ休憩に行く人に、いちいち腹を立てていたら、それこそ心の健康に悪い。あなたも自分なりの一服(ひとやすみ)を作ってはどうでしょう。
タバコを吸う人だけでなく、休憩はみんなに必要。コーヒーを買いに行く。屋外で深呼吸をする。階段の踊り場でプチ柔軟体操。同僚とちょっと雑談タイムなど。目の前の仕事から一瞬でも離れるのは、脳に新鮮な空気を送り込み、リフレッシュできます。
この記事では、そんな不満を持つだけでなく、自分なりのひとやすみの時間を作ることを提案しています。
コーヒーを買いに行く等の職場から外へ出て、リフレッシュすることですが、仕事をしているころのそしがやは、そんなことを考えもしませんでした。
今から思うと、もうちょっと気楽に考えればよかったのでしょう。
職場のある建物には、自動販売機が置いてあるコーナーがあったので、そこで飲み物を飲んで、気分転換することもできたのです。
リタイアしたそしがやは、もうどうしようもありませんが、今仕事をしていて、タバコ休憩をする同僚たちに不公平感を持っている人は、この記事を参考にして、自分なりのリフレッシュ方法を見つけることができればいいですね。
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