株式投資は、30歳代からずっと続けていますが、いまは、貯蓄のつもりで短期的な売買は、ほとんどしていません。
かつては、すぐに売ったり、買ったりして、一喜一憂していたころもありました。
現在は、配当や株主優待を楽しみに長期的に運用しています。
昨日、KDDIが前日比マイナス454.5円と16%を超える下落となりました。
100株持っているので、内心は、動揺しないわけでもありませんが、また上がると考えているので、ずっと持ち続けるつもりです。
こんなことは、かつてもありましたが、また値を戻すのが、常です。
さて、そんな風に株式投資を続けてきましたが、そしがやと同じような株式投資観を持つ人の記事を読みました。
そうしたなかで、数ある“選択肢”の中から「投資」を選ぶ重要性を説くのは稀代のロングセラー『思考の整理学』(ちくま文庫)著者、御年94歳の英文学者・外山滋比古氏(お茶の水女子大学名誉教授)だ。
「定年後の暮らしには、株式投資がぴったりです。情報集めに忙しくなるから、ぼんやりしている暇もなくなり、毎日が刺激的になる。おまけに資産も増やせれば、言うことなしでしょう」(カギ括弧内は以下、外山氏)
外山さんは、最近は、よく株式投資のことで登場します。
以前別の記事も読んだことがあります。
外山さんが説いた、毎日が刺激的になり、資産も増やせれば言うことなしというのは、まさにその通りでしょう。
実はその外山氏、30歳だった約65年前から投資を始め、現在でも株取引を続ける“ベテラン個人投資家”の顔を持っているのだ。
◆10年で10倍、長くやるから増える
「初めて買った株は、『キリンビール』『東京製綱』『旭硝子(現・AGC)』『日本光学工業(現・ニコン)』の4銘柄でした。100銘柄以上保有していた時期もありましたが、現在は90銘柄ぐらいです。僕のやり方の原則は『買ったら、売らない』です」
株式を始めたのは、そしがやと同じ30歳とのことです。
ただ銘柄数は、90銘柄とのことですが、そしがやに比べると圧倒的に多いです。
ただ『買ったら、売らない』は、そしがやの理想としている考え方です。
「(前略) 株の価格は、長期で見れば基本的に物価と連動します。投機的に売買を繰り返すのではなく、“貯蓄”の一環として購入し、長く持ち続ける。そうすれば、10年で10倍にだってなります。みんな、ちょっと上がると売りたがるのがよくない」
株の価格は、長期的に見れば、基本的に物価に連動するというのは、その通りですね。
インフレに強いということです。
株式投資は、いろいろな考え方があると思いますが、「貯蓄」のように長く持ち続けるというのは、同感です。
外山さんと同じようにそしがやも続けていきたい原則だと考えています。
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