リタイアしてから南国で過ごすことを検討したことがあります。
東南アジアの国々で日本語を教える日本語パートナーズというプログラムがあります。
昨年の今頃は、そのプログラムで日本語教師として東南アジアに行こうと考えていました。
説明会にも何回か行き、大学の教師に推薦状を書いてもらおうと思っていました。
これは、記事にしたことがあります。
ですが、最後になって、結局は、やめてしまったのですが、その最大の理由は、トイレの問題でした。
説明会で見た、ある東南アジアの国で生活していた日本語教師の体験者のアパートのトイレの画像を見たときです。
無論水洗ではなく、自分で水を汲んでおいて桶で流すものです。
洋式でもないので、和式トイレのようにしゃがまないといけないようです。
日本語パートナーズの場合は、現地の生活水準に合わせた住宅が提供されるようなので、日本式のトイレを望んでも無理のようでした。
今の日本の水洗の洋式で、ウォシュレットもついているものに比べると足元にも及ばないものです。
かつての汲み取り式のトイレに近いものでしょう。
子供の頃は、そんなトイレが嫌でした。
東京に出てきて、和式ですが、水洗のトイレだったので、非常にホッとしたことを覚えています。
海外で過ごしている人の記事は、いろいろ読むのですが、実際に暮らしてみて、トイレに驚いた人は、結構いるようです。
こんな記事を読みました。
たしかに筆者が移住し始めた2年前と比べてみても、キレイな飲食店やショッピングモールが増え、それと同時に綺麗なトイレは確実に多くなってはいます。
しかしながら、まだまだ日本のトイレクオリティの足元にも追いついていないというのがリアルな状況。特に街中の小さなお土産店やコンビニでは古い手桶式のトイレが存在し、初めて見たときは使い方すらわからずにそっと扉を閉める・・・なんてことも。移住した当初はかなり苦労した問題の1つです。
確かにトイレに手桶しか置いてないとどう使っていいのか、分からないというのが正直なところでしょう。
こんなことも慣れれば、どうって言うことはないのでしょうが、毎日のことなので、人によっては、耐え難いかもしれません。
そしがやの場合は、結局日本語パートナーズにそんな理由で応募しませんでした。
応募して、合格して、海外で暮らしてみたら、貴重な体験ができたかもしれません。
ですが、トイレの問題は、やはり大きな問題なので、これでよかったと感じています。
関連記事