テレビを見ていると、かつて活躍していた芸能人の今を取り上げる番組があります。
20、30年前は、よくテレビに出ていたのに、すっかり見かけなくなった芸能人の現在を紹介したものです。
芸能界からは、消えたものの今もいろいろな分野で活躍している人がほとんどです。
そういう番組に登場する元芸能人は、それなりに成功した人たちでしょう。
ですが、亡くなって何年もしてからこんな形でニュースになる人もいるようです。
この記事を読んで、川越美和を思い出しました。
すっかり忘れていました。
普通だったら、冒頭に紹介したようなテレビ番組に登場するはずの人だったんでしょうが、そうではありませんでした。
「何も知らないファンの方たちのため、最期を知る人間の声を届けてほしいんです」
そう語るのは、'90年代にアイドルや女優として活躍した川越美和さんの死を知る、元同僚の城野よしかず氏。亡くなるまでの約1年間を知る彼は、今まで語られなかった川越さんの死について、その知るところを話してくれた。
川越さんといえば、'88年に歌手デビューすると、翌年には『時間ですよ 平成元年』(TBS系)にレギュラー出演。この年は『夢だけみている』で第31回レコード大賞新人賞も獲得し、芸能界で絶好のスタートを切った。
『時間ですよ平成元年』で彼女が出演しているのは、見たことがありました。
当時は、結構人気があったと思いますが、いつの間にか見なくなったと思ったら、孤独死していたんですね。
彼女は、2007年に芸能界を引退してから不動産会社に勤めました。
芸能界を辞めたのは、悪い芸能関係者に引っかかって、保証人になり、多額の請求が来るようになったからのようです。
そして不動産会社も半年ほどで退職したあたりから、心を病んできたようです。
芸能界って、こういう話がよくありますが、事務所とかは、相談に乗ったりとか、守ってくれなかったんでしょうか。
結局、親にも勘当され、2008年には、引っ越した大田区のアパートで孤独死しているのが発見されました。
年齢は35歳でした。
よくある都市の孤独死のケースのようですが、彼女が元アイドルだったから、記事になったんでしょう。
それにしてもよくわからないのは、なぜ今記事になったんでしょうか。
亡くなってから、10年近く経っています。
ちょっと不思議です。
それにきっと他にも、記事にはならないけど、孤独死している元芸能人っているんでしょうね。
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