前回の記事で、仕事を辞めたいと言っていた男性の先輩のことを書きました。
その先輩を思い出していたら、同じようなことをよく言っていた女性のことも思い浮かびました。
そしがやが勤め始めて何年か経った頃です。
人事異動があって、2度目の職場でした。
同じ係にストレスが溜まると結婚して仕事を辞めたい、とよく愚痴のように言っていた女性がいました。
上司が細かい人で、そしがやにとってもストレスの多い職場でした。
上司が席を外すと、その女性が他の同僚に「あたし、こんな仕事嫌だわ。結婚してこんな仕事辞めたい」とよく言うのです。
その女性は、未婚で、そしがやより5歳くらい上だったと思います。
ですから、30歳くらいだったでしょうか。
その女性とは、1年ほど係が一緒でしたが、仕事が多くなって、残業が続いたりすると、口癖のように、仕事を辞めたい、結婚したいと言っていました。
こんな記事を読みました。
スレ主は30代半ばで、仕事も人間関係もうまくいっていない。そのため結婚をして今の環境から逃げ出したいという。
「相手がいないので今すぐとはいきませんが、この際婚活に全力投資して結婚に逃げようと思っています。結婚に逃げた人、うまくいっていますか? 周りが次々に嫁いでて気が気じゃありません!」
この記事の女性も結婚で仕事を辞めて、今の環境を抜け出したいようです。
以前同僚だった女性に似ています。
これに対しては、賛成の意見もありました。
「専業になれたらほんと楽。主さん野望は隠して頑張れ!!」
「30歳で仕事が嫌で嫌で(仕事と言うより、人間関係が本当に嫌だった!)結婚して、それ以来ずっと専業主婦です(略)仕事が嫌で結婚に逃げるのもアリだと思います」
ですが、反対に安易に仕事を辞めるのは、よくないという意見もありました。
「逃げて今結婚12年目。今度は仕事が恋しくなってます。結局は、ないものねだりしちゃうよね、人間って」
一度仕事を辞めて何年も経ってしまうと、復職するのは中々ハードルが上がる。子育てで働き続けることができない、というのでもない限り、辞めるかどうかはよくよく考えた方がよさそうだ。その会社が嫌なら転職という手もある。
この記事では、仕事を辞めるのではなくて、転職という方法を提案しています。
そしがやは、公務員で定期的に人事異動があったので、辞めたいという同僚には、次の異動まで我慢したら、とアドバイスしてきました。
さて、最初に紹介した女性ですが、数年後に結婚したようですが、仕事は辞めませんでした。
結局、定年まで勤めたようです。
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