先日、田舎へ墓参りに行って、そのあと実家の大掃除をしてきました。
両親が亡くなってから数年誰も住んでいない家です。
兄弟で行ったのですが、母屋の要らないものを捨て、掃除機をかけ、雑巾がけをして、庭の落ち葉や勝手に捨てられたビールの空き缶を拾いました。
当然、1回では終わるはずもなく、またお彼岸のときにまた墓参りのあとに掃除をしようと決めて、その日は終わりました。
そしがやの田舎は、よくどの地方にでも見られる人口が減り、高齢者だけが残り、住むようになった場所です。
まわりにも同じような誰も住んでいないような家があります。
全国的にこういう地域が増えているようです。
意外なことに東京でも空家率はかなり高いという記事を読んだことがあります。
東京都の空き家率「11.1%」は何を意味するのか? | ZUU online
東京の空き家率は11.1%
総務省統計局の『平成25年住宅・土地調査 特別集計』によると、昭和38年以降、5年ごとの調査の度に空き家戸数、空き家率とも上昇しており、平成25年の全国の空き家率は13.5%に達している。
都道府県別にみると空き家率のトップは山梨県(22.0%)で、最下位は震災からの復興途上にある宮城県(9.4%)となっている。首都圏の順位は、千葉県39位、東京都42位、埼玉県43位、神奈川県43位と軒並み低く、相対的にみれば空き家率の上昇は地方の問題と言える。
人口の集中している東京でさえ空家率は、11.1%というのは、驚きです。
10軒に1軒の割で空き家になっているということです。
ですからそしがやの実家が空き家でも別に不思議ではありません。
これからは、墓参りの都度、掃除をする予定です。
家自体も大正時代に作られたものなので、大分痛んでいます。
いつかは、この家をどうするかも決めなくてはいけないでしょう。
東京のように不動産が売れる地域ではありません。
悩ましいです。
田舎に実家を持つ人はみな悩んでいるテーマですが、いつかは結論を出す必要がありそうです。