日ごろよく読んでいるブログを見ていたら、長年の付き合いの友人との関係を断ったとの記事が載っていました。
金銭にルーズな友人が飲み会には、よく財布を忘れ(確信犯でしょうか)、そのブロガーに建て替えてもらっていたのに、後で請求すると、「おごってくれよ」と開き直られ、さすがに怒りが爆発して、その友人と縁を切ったというものです。
こういう経験って、そしがやの場合も過去には、ありました。
飲み会の酒の勢いで気が大きくなっていて、頼まれるままに、建て替えてしまい、後でなかなか請求できないことです。
翌日にすぐに払ってくれる人だといいのですが、こちら言い出すまでは、払わない人もいて、その時のモヤモヤした気持ちというものは、なんだかやりきれないものです。
そういう人は、忘れているのか、覚えていても相手が言い出さなきゃ、払わないでいいから、ラッキーとでも考えているのでしょうか。
以前の職場には、そういう人が一人いました(仮にAとします)。
そしがやが30歳代のころです。
Aは、そしがやには、言いやすいのか、財布を忘れたとか所持金額が少ないとか、とよく言って、いつもそしがやに建て替えを頼んでいました。
当時は、気が弱かったのでしょう。
その場では、断れませんでした。
飲み会の後に請求して、お金を返してもらうのですが、返すときの態度がイヤイヤ返すといった風で、そんなことが何度か続くとAが飲み会に来るのがわかると行きたくなりました。
誘ってくれる別の友人にもAが来るなら、行かないとはっきり言えないので、体調が悪いとか別の理由をつけて、行かないようにしていました。
だから、ほかの友人たちは、そしがやがAを嫌っているのは、分からなかったでしょう。
一度、そのAが来ないはずの飲み会に出かけました。
小さな居酒屋で4~5人で楽しく飲んでいました。
始まって、30分ほどしたころでしょうか。突然、Aが現れたのです。
びっくりしました。
翌日、幹事役の友人にAの来た理由を聞くと、飲み会の日時が決まリ、メンバーが確定してから、最初は、参加しないはずのAが都合がよくなったのか、急きょ参加したというものです。
そしがやは、急に酔いがさめてしまいました。
楽しかったはずの飲み会が嫌なものになってしまいました。
あとは、どうこの場から抜け出すかです。
きっとその日もAは、金がない可能性が高いからです。
Aが嫌だから飲み会を抜けたいとも言えず、結局幹事役の友人に自分の分の金額を払って、体調が悪くなったと言ってその飲み会を途中で抜け出しました。
翌日、幹事役の友人にAの支払いのことを聞くと、「ちゃんと払ったよ」と答えていました。
Aにしては、珍しいことですが、それ以降は、そのグループの飲み会には、行かなくなりました。
はっきりとAが嫌いだと言わなかったので、ほかの友人たちは、なぜ急にそしがやが飲み会に参加しなくなったのか、分からなかったでしょう。
今から思うとその時には、はっきりと金銭にルーズなAの態度が嫌だったと言ってやればよかったと思っています。
ちなみに今なら言えますね。
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