そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

定年後に「持ち家を売った」年金暮らし夫婦たち、そのヤバすぎる末路

そしがやは、現在分譲住宅に住んでいます。

それ以前は、賃貸住宅に住んでいました。

個人的には、ずっと賃貸でいいと考えていたのですが、妻が分譲に住みたいという意見を持っていて、10年ほど前に現在の分譲住宅を購入して住んでいるというわけです。

今は、年金暮らしとなり、まあ、現状に満足しています。

今のところこの住み替えは、成功したのではないかと思っています。

 

ところが、現実の年金暮らしの夫婦の中でも自分たちの住み替えで、後悔している例も結構あるようです。

こんな記事を読みました。

gendai.ismedia.jp

一生に一度の大きな買い物が、「持ち家リスク」とまで言われる時代になった。だが、はたしてそうだろうか。長年住んだ家を手放すことは、さまざまな面でより深刻な老後不安を生み出す原因になりうる。

 

この記事では、住み替えによってトラブルに見舞われたケースをいくつか紹介しています。

 

神奈川県郊外のベッドタウン、最寄り駅から歩いて20分の住宅地に一軒家を構えていた星野信二さん(73歳・仮名)は、自営業で退職金がなく、改めて住宅ローンを組むことは考えられなかった。

とはいえ寄る年波に勝てず、夫婦2人とも持病を抱え、郊外での生活はしんどい。子どもの家にも近い、駅近の賃貸マンションに3年前から住み替えている。

 

一戸建てから賃貸マンションに住み替えた事例を取り上げてみます。

こういうのって、よくありそうですね。

 

星野さんが選んだのは築30年の2DK。年数は経っているが入居前に全面リフォームが入った。部屋や水回りは一新され、3口のIHコンロまでついている。家賃は10万円で管理費は月5000円と、相場からは若干安い。

敷金2ヵ月、礼金1ヵ月と仲介手数料を合わせた初期費用40万円や、2年に一度払う更新料は仕方ないものとして、入居を決意した。

 

築年数は古いもののそんなに悪くない物件のようです。

ですが、意外なトラブルに見舞われます。

 

「環境の変化のせいか、妻の病状が悪化して長期の入院を余儀なくされました。いまは自宅に戻れるまで回復しましたが、もし妻に先立たれたときのことを考えると恐ろしくなりました。

手元に入る年金は半分になり、もうカネになる資産は残っていません。より小さい家に住み替えるにしても、また数十万の引っ越し費用がかかると思うと気が遠くなります。

 

高齢になると、環境が変わると体がついていけないことがよくあります。

妻の病状が悪化してしまい、入院をしてしまいました。

年金は、家賃と生活費、そして医療費でどんどん減っていきました。

もしマイホームを売っていなかったら、家賃に圧迫されることもなかったのにと後悔しているようです。

一軒家の売却益が残っていますが、老後の不安を先送りしただけだと考えているとのこと。

 

「高齢者の場合、貸し渋りが起こるケースが多いです。これは居住者が孤独死して事故物件になるリスクや、認知症になった場合の隣人トラブルを貸し主が懸念してのことです。強制でなくても、更新時に間接的に退去をお願いされることもあるでしょう。

 

賃貸の場合は、貸し渋りというケースもあるとの指摘もあります。

これは、現在の分譲を購入するときに妻が主張していたものです。

 

一生家賃を払い続けなければならず、貯蓄が底をついて支払いが滞れば路頭に迷うことになる。賃貸マンションに住み替えたリタイア世代に考えられる、最悪の結末だ。

 

最後は、このような結論で結んでいます。

ほかにもいろいろなケースが紹介されていますが、ある程度の年齢になったら、住み替えには慎重になるべきだというのが、この記事の教訓のようです。

とは言え、住み替えがうまく行ったケースもあるでしょうから、次は、そういった事例も取り上げてほしいですね。

 

関連記事

 

sosigayax.hatenablog.com

 

 

sosigayax.hatenablog.com

 

sosigayax.hatenablog.com

sosigayax.hatenablog.com