よくいい人や優しい人ほど損をするという話を耳にします。
優しい人というと一見いいイメージですが、押しの強い申し出には弱くて、理不尽なものでも断れずに結局は損をしてしまうというものです。
そしがやもそういう傾向があるので、どうしたらいいか悩んできました。
そんな優しい人についての記事を読みました。
「性格と収入には関係がある」というのは心理学の世界では常識です。性格と収入の関係に関しては、「誠実な人ほどお金持ちになりやすい!」「お人好しほど貧乏になりやすい!」などが有名です。
特に、「お人好し(=優しい人)ほど貧乏になりやすい」という話は衝撃的です。かといって、「優しさを捨てて、意地悪になればよいのか?」というと、話はそう単純ではありません。
この心理学の分析は、当たっていますね。
でも反面、優しい人には、いい面もあるようです。
というのも、「優しい人は貧乏になりやすいものの、幸福にもなりやすい!」ということが分かっているからです。2016年に公開された論文によると、「共感力の高い人(優しい人)は幸せになりやすい」ことが分かりました。
優しい人は、幸福にもなりやすいとも言われているようです。
お金と幸せを両立するのが難しいということでしょうか。
でも打開策があるとこの記事では、述べています。
優しさの弱点をカバーする方法を3点提案しています。
対策1:付き合う人を選ぶ
対策2:「NO」と言う訓練をする
対策3:優先すべき目標を見つける
「頼み事を断るのがヘタだからこそ、理不尽な頼み事をしてくる人とは付き合わない」ようにしています。
対策1でこの記事の筆者もこうはっきりと述べています。
そしがやもこれは、実行してきました。
その代りに友達の数は、少なくなりましたが。
「NO」と言うときには、「全面的なNO」ではなく、「部分的なNO」を使うのがコツです。
たとえば、「◯◯はすべてNGです」と表現すると角が立ちます。しかし、「◯◯に関してはOKですが、△△はNGです」と言えば、角が立ちにくいのでオススメです(筆者も多用しています)。
対策2で以上のようなノウハウがあると述べています。
これは、実際に使えそうです。
角が立たないようにNOというのが、コツのようですね。
他にも、「YESの中にNOを織り交ぜる」という方法も効果的です。理不尽な要求に対して3回に1度は「YES」と言うものの、残りの2回は「NO」という方法です。この戦略は「寛大なしっぺ返し」と呼ばれています。
YESの中にNOを織り交ぜるというものです。
これもやはり角が立ちにくいですね。
3つ目の対策は、「優先すべき目標を見つける」方法です。他人の頼み事を断れない人の多くは、「断る理由が見つからない」ことで流されてしまいます。
これは、子どもがいれば、子供の世話で、飲み会に参加できないとか、飲み会が参加できないという言い訳ができるというものです。
世の中には、魑魅魍魎のような危険人物が必ずいます。だからこそ、「戦略的な」優しさを身につけることが大切です。
最後には、このように結論付けていますが、この3つの対策でかなり精神的に楽になる人もいそうですね。
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