3月末決算の株主優待の通知が続々と来ていた6月が終わって、いまは落ち着いています。
あとはカタログで申し込んだ優待品が来るのを待つのが、いくつかあるだけです。
優待に回せるお金があるのなら、配当に反映してほしいというのが、そしがや個人の考え方ですが、実際に優待品が来てみるとうれしいのも確かです。
そんな優待で有名な桐谷さんの記事を読みました。
「老後が心配という声は、よく耳にします。投資を始めるにも、何から手をつければいいかわからない、という人も多いでしょう。そんな人に私が迷わずオススメしているのが、優待株の分散投資です」
この記事でも桐谷さんがお勧めしているのが、優待株による老後対策です。
「優待株ではほとんどの場合、保有する株の数によって特典は変わりません。つまり、最小単位だけ購入して優待をもらえばいい。例えばオリックスでは100株が最小単位で16万円ほどから購入できますが、年に1回5000円相当のふるさと優待を受けることができる。これは配当と合わせて年間9%相当の利回りになります。仮に160万円分の株を持っていてもリターンは同じです」
桐谷さんが優待株を推奨するのは、株主優待の場合は、最小単位だけ購入すれば、優待をもらえるという点です。
ここでは、オリックスの例を挙げていますが、購入金額が16万円でも160万円でも配当を含めたリターンは、変わらないというものです。
「資産状況によりますが、一つの優待株を買って余力ができたら別の株を買う、という作業を繰り返していく。すると分散投資となり、株価の上下に左右されづらくなる。『卵は1つのバスケットに入れない』の法則です。どのみち最小単位さえ持っていれば優待をもらえるので、なるべくたくさんの優待株を持つようにしましょう」
株式の分散投資は、当たっています。
個別の株を見れば、常に価格の変動があるので、分散してリスクを減らすのは、正しいことです。
現在、3億円近く株式を保有する桐谷氏の自宅には、毎日のように企業からの特典が届く。その消費に追われる生活がまた、楽しい。
ただ、毎日のように届く株主優待の特典を使うのは、正直大変そうです。
テレビでその辺の桐谷さんの日常を見たことがありますが、あそこまで行くと株主優待に振り回されている感じがします。
ですが、最初に株式投資を始めるきっかけとしては、株主優待は、少額しか投資資金を持っていない人には、かなりのモティベーションになる気はしますね。
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