前々回の記事で前にいた大学のメンバーと飲み会をしたという記事を書きました。
その時には、いろいろな話題が出たのですが、今年、大学を定年で退職をしたばかりの教授が急死したという話を聞きました。
65歳でした。
そしがやは、授業を受けただけでそんなに付き合いは、なかったのですが、元気いっぱいの女性だったので、急に亡くなったことが意外でした。
そのことを話してくれたメンバーは、その教授とけっこう付き合いがあったようで、今年3月に開かれた退職記念パーティにも出席したそうです。
その時は、元気そうで、このようなことが予想できなかったようです。
死因は、そのメンバーも知らないようでした。
ネットで調べても告別式の日程等は載っていましたが、死因等はわかりませんでした。
最近は、自分と同じくらいの年齢の人の会に出ると誰かが亡くなったという話題が出ることが増えてきました。
だんだん死が身近になってきた気がします。
そのときにもう一つ話題になったのは、樹林葬のことです。
テレビで放送したせいでしょうか。
NHKのドキュメント72時間は、よく見ている番組です。
意外な場所を定点観測して、そこに集う人々を取材した番組です。
この回は、東京郊外にある霊園が舞台です。
樹木葬とは、樹木や草花を墓標としてお墓をつくり、遺骨を墓標の下の土に埋葬する方法です。
この霊園には、石のお墓もありますが、今回の番組は、この樹林葬の桜のもとに集まる家族を取材したものです。
訪れる人々には、それぞれの思いがあり、胸が熱くなります。
中には、20歳代の娘を亡くした家族もいて、若かっただけにつらいだろうな、と感じました。
その飲み会でもこの番組が話題になりました。
もう墓を買った人もいますが、ない人もいたので、こんなきれいな桜のもとに眠るのも悪くないという意見も出ていました。
そしがやもその番組は見ていたし、墓もないので、樹林葬も選択肢の一つかな、とも思いました。
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