現在のリタイア生活をする中で一番大きな収入は、年金ですが、夫婦二人で生活するには、足らないので、勤めていたころに貯金していたお金を取り崩して、暮らしています。
仕事をしている最後のころは、毎月5万円ほどを貯めていたと記憶しています。
手取りは、30万円くらいだったので、残りの25万円ほどで生活していたわけです。
多分、人によっては、子供もいないのだから、もっと貯金できたのではないかという人もいるかもしれませんが、当時は、そんなに贅沢をしていたわけではなく、その程度の貯金が精いっぱいでした。
ですが、世の中には、もっと貯金をする人がいるものでこんな記事を読みました。
浪費家から一転、ミニマル生活を送るようになったきっかけは38歳での失業だ。その期間は2年に及び、最初は生活苦のためにやむなく節約をスタート。40歳で再就職後もミニマル生活は継続し、現在は月35万円ほどの手取りから30万円を貯金している。
この記事で紹介されている50歳の鈴木さんは、以前は、車が趣味で10台ほど乗りつぶしたと言います。
そのころは、パチンコにもはまっていて、貯金は全くなかったそうです。
ですが、失業をきっかけに節約を始めました。
それで現在は、手取り35万円のうち30万円を貯金しています。
ちょっとびっくりですね。
5万円で生活しているわけです。
そしがやは、5万円で暮らすなんて、無理です。
鈴木さんの場合は、単身者だからこそ可能なのかもしれませんね。
「食費はふるさと納税の返礼品を利用して、たまにスーパーの閉店セールで買うのみ。職場の飲み会も年に1、2度参加するだけで、仲間内での飲み会は基本的に断ります。家賃も1000万円弱のマンションを再就職後すぐに購入して、40代前半で完済しました」
水道光熱費、消耗品なども「使わない」「買わない」という暮らしぶりを徹底している。
なるほど、見事です。
こんな節約生活をするには、明確な老後のビジョンがあるからのようです。
「おじいさんになってから警備員やマンションの管理人などをどうしてもやりたくない。僕の目標は60歳までに1億円貯めること。そこからはノマドライフをして、平均寿命の80歳くらいまで生きられたら十分です」
現在は、3000万円の貯金がありますが、60歳までのあと10年しかないので、このペースでも3600万円しかプラスになりません。
現在の貯金と合わせても、6600万円です。
この金額でも老後には、十分そうです。
ですが、目標の1億円を貯めるには、もっとペースを上げなくてはいけませんが、さすがに限界がありそうですね。
それにしてもあまり無理しないで、今の生活も楽しでほしいとも思いますね。
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