NISAが始まって、5年経ちましたが、そしがやは、ずっと個別株式投資を投資してきました。
NISAでは、いずれも高配当株を購入してきました。
今後もその方針は、変わりません。
ですが、以下の日本経済新聞の記事によるとNISAが当初、目指したものは、まだ十分に達成されていないようです。
個人投資家に「貯蓄から投資」を促す少額投資非課税制度(NISA)のスタートから5年が過ぎ、累計の買い付け額は15兆円を超えた。大手インターネット証券のNISA口座での売買を調べたところ、投資信託は毎月分配型から運用コストが低い指数連動型へと人気がシフトし、長期投資の姿勢が徐々に浸透していることが分かった。買い付け額が最も大きいのは、みずほフィナンシャルグループ株だった。
この記事によると一番買い付け額が大きのは、みずほフィナンシャルグループ株でした。
そしがやもこの株式は、高配当なので、持っていましたが、1年半ほど前に売却してしまい、現在は持っていません。
この記事が注目しているのは、そういった高配当株ではなく、投資信託の流れが変わったということです。
現在のベスト5とNISAが始まった当初のベスト5が掲載されています。
5年あまりで投信の売れ筋は変わった。14年の年間買い付け額は、毎月分配型の「好配当グローバルREITプレミアム・ファンド 通貨セレクトコース」と「楽天USリート・トリプルエンジン(レアル)」が1位と3位だった。
5年前のことを思い出すと投資信託は、確かに毎月分配型が人気でした。
そしがやは、毎月分配型が自分の原資をも使って、配当を分配するという傾向があり、結局は損だと思っていたので、購入はしませんでした。
タコが自分の足を切って、食べるようなものです。
いつかは、自分の体もなくなってしまいます。
14年1月以降の累計買い付け額では「ニッセイ外国株式インデックスファンド」「ニッセイ日経225インデックスファンド」が上位に並ぶ。指数連動型は独自の企業調査をせず、運用コストが低いので長期投資に向くとされる。
5年後の投資信託では、指数連動型が2つも入っています。
インデックスファンドですね。
そしがやは、外国株式については、2007年にトヨタアセットバンガードの外国株式ファンドというインデックスファンドを購入してアベノミクスの前まで持っていました。
ただ当時は、信託報酬が1.05%もあり、それでもそのころは、安いと思いましたが、ニッセイ外国株式インデックスファンドは、税抜きで0.109%です。
ほぼ10分の1の金額になっています。
隔世の感があります。
もし現在も勤めていたら、NISAでは、このインデックスファンドを購入するでしょうね。
なんといっても楽ですから。
とはいえ、NISAの利用は当初の想定ほどは盛り上がっていない。政府は「20年に累計買い付け額25兆円」との目標を掲げるが、開始から5年後の18年末でも15.8兆円にとどまり、あと2年で9兆円強伸ばすのは容易ではない。個人の金融資産(1800兆円)に対する比率も1%未満にとどまる。NISAは税制面で複雑さがあり、「投資の初心者を開拓できていない」(ニッセイ基礎研究所の前山裕亮氏)との指摘がある。
最後にこの記事は、NISAの利用が進んでいないと指摘しています。
国民の間には、そんなにPRされていないためしょうか。
あるいは、堅実な国民性には、投資が合わないのかもしれません。
ですが、こんなお得な制度を利用しないのは、もったいないですね。
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