先週から春学期の大学院の授業が始まりました。
春休みで休みぐせが付いていたので、久しぶりに毎日大学に行くとリズムができて、体にもいいようです。
今年度は、2年目なので、修士論文を書かなければなりませんが、論文については、授業でいつも強調されるのは、剽窃をしてはいけないということです。
先週、出席した論文指導の授業では、そのことがさらに強調されていました。
剽窃というのは、他人の文章からの引用をその人の名前をあげないまま、あたかも自分の意見のように述べることです。
その場合には、他人の文章を多少変えて、引用する場合もあります。
もし、自分の論文で意図的ではなくても、そのようなことをしてしまうと研究者としては、失格だというのです。
書いた論文も信用されません。
自分が書いているブログの記事でも、ほかの記事から引用するする場合は、普段から気を付けているつもりですが、今後は、なおさら、注意しようと思いました。
ただ、ブログの場合は、研究論文とは違って、それほど厳密さは、要求されないような気もします。
いろいろなブログの記事を読んでいると、ほかの記事から引用している場合がありますが、どの記事からの引用かをはっきり述べていないものが結構あります。
あたかもそのブロガー自身の意見のようにとれる場合もあります。
研究論文だと失格でしょうが、ブログの場合は、そこまで厳密ではないようです。
ですから同じような意見をどこかで読んだなあ、という時がままあります。
そしがやのいつも読んでいる好きなリタイアの記事では、そのことがかなり多いものがあり、先週の授業以降、ちょっとだけ気になっています。
これまでは、研究論文とブログの記事とは、違うものだと割り切っていました。
ですが、そんな訳で先週の授業で剽窃のことを念押しのように強調されてからは、ブログにおける剽窃問題が気になってきたのも確かです。
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