公務員時代の同僚で早期リタイアした人は、何人かいます。
20~30歳代のころだと景気の良くて、給料の高い民間企業に行った人もいました。
バブル経済崩壊前だったのです。
ですが、50歳代でリタイアした人には、持病のある人が多かったです。
身体的な慢性病が多かったのですが、心の病だと思われる人もいました。
多くは夫婦共稼ぎで、病気のある方が辞めても、配偶者の方は、勤めているので、経済的には、困っていないように見えました。
そんなそしがやが公務員時代に見聞したようなケースを、いつものマネープランクリニックで読みました。
相談内容
心の病を、25歳から患っており、何とか現在まで続けてきましたが、現在の仕事が辛く、疲れきってしまいました。今、私が退職をしてしまって大丈夫なものか、相談させて頂きました。可能であれば、退職後2~3年は通院を継続しつつ完全休養し、休養後にパートかアルバイトで仕事を見つけ、社会復帰したいと考えています。妻も、現在の仕事はきついらしく、あと5年くらいで退職し、別の仕事を見つけたいとのことです。子どもがまだ2人とも小学生であり、これから教育費がかかるため、とても不安です。私が現在、退職したら、退職金は1300万円程です。妻が5年後に退職したら、退職金は700万円程です。子どもは中学までは公立で、高校及び大学は私立を考えています。よろしくお願いします。
相談者は、48歳の公務員の男性です。
同じ公務員の妻のほかに子供が2人います。
貯蓄が5000万円あります。
心の病で仕事がつらく、リタイアをしたいと相談したものです。
FPのアドバイスは、以下の3点です。
アドバイス1 すぐの早期退職でも資金的には問題なし
アドバイス2 夫の社会復帰は5年後に延ばしてもいい
アドバイス3 必要以上に心配せず、これからは生活を楽しむ
早期退職については、FPは、アドバイス1で資金的には問題ないとしています。
そしがやもそう思います。
実際にそういう例を見てきました。
最も大事なのは、FPがアドバイス3で指摘しているようにこれからの人生を楽しむことでしょう。
FPは、こう述べています。
大事な点は、ここまでの試算が、ご主人の体調が戻り、夫婦とも健康を維持するというのが前提ということ。そのためにも、必要以上に資金面に不安を抱かず、逆により生活を楽しむことに意識をシフトすべきだと考えます。それでなくとも、25歳から「心の病」を患い、今まで働き続けたのですから。
やはり自分自身の健康が一番大事ですね。
FPの分析でも経済的には、やっていけるのですから、これからは生活を楽しむようにしてほしいです。
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そしがやもほぼ似たような例を見てきましたが、問題なくやってきているようです。
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