そしがや自身は、金のかかる趣味は、持っていないつもりです。
唯一かかるものとしては、年間2回程度行っている旅行くらいでしょうか。
これも近場の温泉旅行ですから、そんなに負担になっていません。
リタイアした職場の同僚にJリーグのファンがいて、シーズン中は、ひいきのチームの試合を見るために国内中をチームを追いかけて旅行している男性がいます。
彼の場合は、独身ですから旅費も一人分だし、各地での応援そのものやファン同士の交流が楽しいようです。
そんな趣味で貯金を取り崩してしまう悩みの相談を、いつも読んでいるマネープランクリニックで見つけました。
相談内容
結婚願望はないので、老後資金をしっかり貯めていきたいと考えていますが、趣味の観劇に貯金を削らないといけない状況になっています。観劇を一演目一度で我慢すればいいのですが、好きな方のこの姿を見られるのは今だけと思うと何度か遠征することになってしまうからです。劇場が近場にあればいいのですが、毎週末飛行機で移動し、ホテル(3000円程度の格安ホテルを利用)に泊まり……を公演期間中にやっていたら、これまでコツコツ貯めていた定期貯金を切り崩すことになりました。好きな方が劇団を退団するまでの期間限定(恐らくは来年)だと思ってやっていますが、その一方でこのままの生活を続けていても大丈夫なのだろうかという不安があります。これ以上貯金に手を出さずに趣味も楽しめる状態にしたいです。また、持病もあり、毎月医療費で1万円近くかかっています。
相談者は、40歳の独身の女性です。
北海道在住です。
趣味の観劇で何度か遠征をして、それで貯金を取り崩してしまうので、不安になってきたようです。
これって、具体的には、書いてありませんが、何か宝塚歌劇のファンのような気がしますね。
公演の度に東京や大阪へ飛行機で行くのでしょう。
相談者コメント
「年間で使っている費用を月単位で割ったら5万円になりました。今年は大好きな方が11月に退団されるので、見れるうちに見ておかねば!という気持ちが強く、半年で48万円近く使ってしまっています」
その趣味の観劇ですが、普通の年だと年間60万円くらい使うようですが、今年は、大好きな人の退団があるので、いつもの倍近く使ってしまったようです。
それに対するフィナンシャルプランナーのアドバイスは、以下の3点です。
アドバイス1 来年以降、趣味の観劇に使うコストは半減に
アドバイス2 65歳まで働くことがもっとも効果的な老後対策
アドバイス1では、今年は、ともかく来年以降の観劇コストを半減させることを提案しています。
まず、問題の観劇ですが、今年いっぱいで「大好きな方」が退団されるということですから、それまでは今のままで、悔いが残らないよう応援されていいのではないでしょうか。そのかわり、その後は、少なくともコストに関しては半減、つまり現在、半年で48万円支出しているということですが、これを少なくとも年間で40万円台に抑えるべきだと考えます。
今年に関しては、悔いのないようにした方がいいでしょうね。
ですが、問題は、FPが述べているように来年度以降観劇コストを半減できるか、どうかでしょう。
FPが懸念しているのは、「大好きな方」が引退された後、また新しく「大好きな方」ができるかもしれないということです。
ですから、相談者は、かなり意識して抑えることが必要ですね。
そしがやの趣味については言えば、リタイア前、温泉旅行は、ほぼ毎月のように行っていました。
リタイアに伴って、今までのようにお金を使えないということで、回数を減らしました。
ですから相談者もできないことはないと思います。
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