勤めているころは、副業をしたことはありませんでした。
公務員には、職務専念義務というものがあり、副業は、基本的には認められていなかったからです。
例外としては、実家が神社で神主の仕事を職場の許可を得て、時々、人手の足らない休日にやっている同僚がいたのを思い出します。
たぶん、ほかの民間企業でも同じだったでしょう。
ですが、いまは公務員はともかく、民間間会社では、副業を認めるところが増えているようです。
ですが、それに伴っていろいろと弊害もあるようです。
こんな記事を読みました。
平均月収およそ7万円。
長時間労働の課題も浮かび上がった。総合人材サービスのパーソルグループが行った副業に関する調査によると、副業の平均月収は、およそ7万円であることがわかった。
人気の職種には、株などの投資やライター、デジタルコンテンツの作成など、趣味やスキルを生かせるものが上位に挙げられている。
副業の中に株などの投資が挙げられていますが、株ならそしがやも勤めているころからしていましたが、ちょっと副業とは違う気がしますね。
いわゆる副業と考えられるものと比べると費やす時間も少ないし、必ずしも儲かるわけではないので、副業に当たるわけではない気がします。
それにしても平均月収7万円というのは、多いんでしょうか少ないんでしょうか。
また、本業と副業をあわせた1週間あたりの総労働時間では、およそ1割の人が70時間以上と回答。
これは、週5日勤務に換算すると1日14時間も働いていることになる。
こうした過重労働によって、「体調を崩した」さらに、「本業に支障をきたした」と回答した人がそれぞれ13%を超えた。
ただこの記事では、副業によって労働時間が増え、体調を崩したり、本業に支障をきたした人がそれぞれ13%を超えていると指摘しています。
これでは何のために副業をしているのかわからなくなりますね。
施設管理(30代)「自己管理でそこはうまくやらないと、副業が副業じゃなくなるわけで。(本業の)仕事に支障をきたし、周りから見てちょっと集中力欠けてるとか、気づかないところ多い、至らないところ多いみたいなのは見え隠れしている」
30代の会社員は、副業をするなら自己管理が大事だと述べています。
その通りでしょう。
そしがやも株式投資はしていましたが、1日に費やす時間は、毎日の新聞の株式欄を見るくらいですからせいぜい10分くらいだったでしょう。
当時から長期投資を心掛けていたので、売買をするのも年に何回もなかったので、そのほうの時間が大したことはありませんでした。
ですから、本業には、影響はなかったと思います。
半面、必ずしも儲かるわけではありませんでしたが。
会社経営(30代)「働き方改革ではないが、自分でその辺はバランスとってできるんだったらいいと思うし、無理してやるならやっぱり良くないのではないか。基本給が上がっていくのが、本当はいいのだろうとは思う」
この記事の最後では、30代の会社経営の人の発言を取り上げていますが、やはり本来は、基本給が上がっていくのが望ましい姿でしょうね。
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