そしがやの場合は、両親は、ともに他界しています。
生前は、二人とも貯金や年金があったし、持ち家だったので、仕事を辞めても、子供たちから援助を受けるということはありませんでした。
ですが、いつも読んでいるマネープランクリニックに毎月26万円の仕送りをしているという相談が載っていて、興味を持ちました。
▼相談内容
夫はおよそ10年前から実家(両親と兄弟)の生活費を支援しており(月26万円)、自分の貯蓄も切り崩してほとんどなくなってしまいました。1年後には夫は役職定年となり、給与が手取りでおよそ25万円(15万円減)になります。これにともない、実家への支援額も減らさざるを得ませんが、私の給与(40万円)で夫婦二人の生活と老後のための貯蓄をしていくためには、どのような見直しが必要でしょうか?
48歳の女性からの相談です。
夫の実家に10年前から毎月26万円の生活費を支援しているというものです。
夫婦とも収入は毎月40万円ありますが、この26万円は、かなり大きいと思いました。
実家への支援について
事情があり、義父母は年金なし、介護保険も使えないとのこと。その他の方法があるかどうかはわからない。今後、収入が減るが、可能な範囲で行っていく。
疑問に思ったのは、事情があり、夫の父母に年金がないということです。
日本の制度は、国民がすべて年金に入るという制度のはずなので、年金が二人ともないというのがよく理解できません。
国民年金にも入れなかったのでしょうか。
あるいは、単に保険料の支払いをしていなかったということでしょうか。
その事情を知りたいところです。
この相談を読んでいて、ずっと不思議に感じたことです。
それに実家には、兄弟もいるようですが、何をしているのでしょうか。
兄弟は、複数いるようですが、仕事をしていないのでしょうか。
この辺も知りたいところです。
そんなよくわからない相談ですが、FPのアドバイスは、以下の3点です。
アドバイス1 夫婦の年金が生活費に充てられれば老後は問題なし
アドバイス2 できれば夫の収入+退職金だけで支援をカバーしたい
アドバイス1で夫婦の年金が生活費に充てられれば、老後は、心配なしとFPは述べています。その通りでしょう。
懸念材料は、実家の援助ですが、旅行やレジャーを抑えれば問題なしとしています。
それにしてもこの相談の一番の課題は、実家の援助のことでしょう。
これは、いますぐにでも役所等に相談したほうがいいでしょう。
それにしても両親ともに年金がないのは、どういう事情でしょうか。
もう少し説明が欲しいと感じました。
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