大学院の学生とは、あまり個人的なことを話すことは、ありませんでしたが、先日、飲み会があり、学部から上がってきたばかりの学生と話すことがありました。
親の話になり、シングルマザーだということを知りました。
学費や生活費は、親からの仕送りと奨学金で賄っているようです。
奨学金も学部時代のものの含めるとかなりの額になるので、卒業して返していくのが大変だと話していました。
そしがやは、親にとっても仕送りを続けるのは、かなりの負担だと感じました。
そんなシングルマザーの例をいつも読んでいるマネープランクリニックで読みました。
▼相談内容
母子家庭で、子どもには小さいころから教育費をかけてきました。現在大学生で、子どもは離れて住んでいます。貯金はほとんど子どもに使い果たしました(高校までで1000万円)。これから子どもの奨学金も親子で返済していきます。他にも教育ローン等借金があります。老後の積立を考えるには遅すぎますが、何か貯金の方法は無いのか?と模索しておりますが、なかなかこれというものに辿りつきません。母子家庭の現実ですが、何か少しでもアドバイスいただければと思います。また、家計簿をつけたいと思っても、いつも挫折(面倒になってしまう、支出が多いと付けるのが嫌になる)してしまいます。いい方法はありますか? よろしくお願いいたします。
相談者は、50歳になる女性です。
ひとりで子供を育ててきました。
子供は、大学生です。
月収は、20万円で支出は、23万円ほどです。
足らない分は、年間70万円のボーナスで補っています。
これまでの貯蓄は、子供の教育費に使い果たしており、現在は、ゼロです。
この内容を読むとかなり厳しい状況ですね。
これが、多くの母子家庭の現実なのでしょう。
これに対してのFPのアドバイスは、以下の3点です。
アドバイス1 最優先は「貯蓄ゼロ」からの脱却
アドバイス3 しっかり家計管理すれば老後資金は準備可能
FPは、アドバイス1で保険の見直しを提案しています。
そのためには、毎月の支出を抑える必要がありますが、その費目として、もっとも効果的なのものが保険です。親子で加入されている医療保険は不要。お子さんのがん保険も同様です。ともに優先順位を考えれば解約して、浮いた保険料は貯蓄に回すべき。これで年間19万6000円が貯蓄に回ります。
これは、そしがやもそう思います。
ほかには、FPは、指摘していませんが、通信費が多いと感じました。
携帯3台(自分、子ども、母親)、プロバイダー料金、タブレット端末2台ですが、タブレット端末2台は、なくても、携帯で対応できるのではないかという気がします。
毎月2万8千円かかっていますからかなりの金額です。
最後のアドバイス3でしっかり家計管理をすれば、老後資金の準備の可能とFPは、結論付けています。
その通りでしょう。
また大まかでもいいから家計簿をつけることで家計の流れをつかむことが大事だとも最後に指摘しています。
そしがやもずっと家計簿をつけている経験からするときっちりではなくても、家計の流れを把握することのメリットは、大きいです。
この相談者には、今まで頑張ってきたので、このアドバイスを生かして、貯蓄に励んでいけると感じました。
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