そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

定年で辞めた人が職場に来て困ったことがあった

リタイアして4年目を迎えていますが、かつての職場に行ったことはありません。

行こうとも考えていません。

4年も経って、人事異動で人も変わっているので、行っても知っている人は、ほとんどいないということもあります。

 

辞めた当初なら、知っている人は、かなり残っているので、職場に顔を出すことは、できたかもしれません。

ですが、一度も行くことはありませんでした。

その理由は、かつての退職した人が職場に来たときの残された同僚たちのちょっと冷ややかな反応が印象に残っていたということが大きいです。

 

職場が忙しい時に、手土産を持って、現れたかつての上司がいました。

表面では、歓迎しているふりをしていましたが、実は、職場は、忙しいころで、相手にしてられないというのが、その時の職員の本音でした。

困った人が来たということでしょうか。

暇な職場なら、かつての上司ですから、お茶くらいは出して、現在の状況とかの話を聞けたでしょうが、それどころではなかったのです。

一言二言挨拶をして、職員たちは、窓口対応や電話対応に追われました。

 

かつての上司は、誰も話す相手もおらず、空いた席に座って、手持ち無沙汰にしていました。

そんな様子を察知したのか、その上司は、20分ほどで手土産を置いたまま、ややバツの悪かったという雰囲気で職場を去りました。

退職した翌月の4月ことだったと記憶していますが、年度始まりで忙しい時期だったのです。

その上司としては、退職後はすることもないので、職場にでも行けば、歓迎されるかと思ったのかもしれません。

ですが、残された元部下たちは、この時期が忙しいことは、知っているはずなのに、なぜ、こんな時期に来るんだと考えていたようです。

 

それに人事異動で新たに来た職員たちにとっては、見知らぬ人です。

「この人、誰?」という状態です。

そういうわけで、そしがや自身も、元上司だから、定年後の話も聞いてあげたいとは思いつつも、ちょっと迷惑だな、という気持ちでした。

 

そのような事例は、何度かありました。

その時に、辞めた人間が職場に来ることは、歓迎されないものだとわかりました。

そしがやの大多数の先輩たちは、そういうことを分かっていて、ほとんどが、退職後は、職場に来ることはありませんでした。

ただ、時々、辞めたあと、職場に現れる人がいました。

職員たちは、表面では、笑顔を繕いながら、口には出しませんが、内心は、困った人が来たと思っていたようです。

そういう記憶があるので、そしがやは、元の職場へは、行ったことがありませんでした。

長く勤めていた人間にとっては、寂しいことですが、職場の人間関係というのは、所詮は、勤めていた間だけのものと言うことかもしれないですね。

 

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