先日、市役所へ行ったら、地元の農家が作った野菜を配るというので、行列ができていました。
実際の配布は、1時間後でしたが、10メートルほどの長さです。
どの程度のものが配られるのかは、わかりませんが、スーパーで買ったら、数百円程度のものでしょう。
そのようなもののために1時間前から並ぶなんて、そしがやには、時間がもったいなくて、そんな人たちの気持ちがよくわかりませんでした。
駅前でティッシュを配っていることがあります。
その時は、もらうようにしています。
それは待たずに済むからです。
時間が無駄にならないからです。
ですが、数百円のもののために1位時間前から並ぶというのは、よくわからないというのが、率直な気持ちです。
同じような感想を持った人がいたようでこんな記事を読みました。
◆さんま1尾やパスタ1杯に、なぜ3時間も並ぶのか?
たとえば9月恒例の「目黒のさんま祭り」、今年は9月9日(日)に開催される。焼きたてのさんまが無料だということで、毎年約2万人が訪れ、3~5時間もの行列ができるのだ。
飲み屋だって1000円以下で食べられるさんまのために、前泊して並ぶ人までいるとは…祭りとはいえ意味不明だ。
また、去る7月16日、イタリアンレストラン「カプリチョーザ」では創業40周年を記念して、渋谷本店に限りトマトとニンニクのスパゲティ(税抜970円)を無料で提供するイベントを開催した。
同イベントはSNSなどで事前告知されていた影響もあり、ランチ帯では3時間待ちの長蛇の列を作るなど、大盛況で幕を閉じた。
無料のさんまやパスタのために3~5時間並ぶ人がいるという内容です。
ほかにも牛丼の例も紹介されています。
正直言って、そういう人の気持ちがよくわかりません。
時間が勿体ないし、並び疲れて、食べるころには、かなりくたびれているのではないかと想像します。
それだったら、お金を出して、余裕をもって食べたいというのが本音です。
無料のために何か大事なものを失っているのではないかという気がします。
同じような気持ちの人のコメントが載っています。
だが、ちょっと待ってほしい。これが本当にお得と呼べるのか。3時間の行列に並ぶ人々に対して、疑問の声も挙がっている。たとえば、以下のようなものだ。
「3時間の行列ねぇ。ランチ帯っていっても12時に並び始めて3時に食事になるんですよね(笑)」(建設業・41才・男性)
「無料はお得ですね! でも3時間並んでたら私は食べないですかね」(会計事務・29才・女性)
「限界は1時間かなぁ。3時間並んで1000円ちょっとトクするって、時給300円少しですよね。それなら混む時間ははずして、夕方頃に行ったほうがよっぽど得なのでは」(塾講師・41歳・男性)
わざわざ混むランチ帯に3時間並んでまで食べることは「むしろコスパが悪い」との意見が目立った。
そしがやは、こっちの意見に賛成ですね。
たしかに無料は魅力的かもしれないが、本当の意味で“お得”なのかどうか、今一度、立ち止まって考える必要がありそうだ。
最後にこう結論付けていますが、得られるものと待つ時間や労力等とを勘案して考える必要がありそうですね。
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