リタイアして4年目ですが、60歳でリタイアするときに予想していた経済的状況の範囲内で過ごしています。
毎月、蓄えは減っていきますが、想定していた通りです。
節約した生活を送っていますが、あまり倹約しすぎて、ミジメにならないようにもしています。
そんなことをしたら、何のためにリタイアしたのかわからないからです。
本末転倒でしょう。
人生を楽しむことも忘れないようにしています。
ですが、油断して、ちょっとした贅沢から経済的に困窮してしまい、リタイア生活がミジメになる場合もあるので、やはり自戒が必要です。
こんな記事を読みました。
年収が減っても家計を縮小できない『無自覚貧乏』
(中略)
会社員の場合、多くが50歳で昇給はストップ。55歳で役職を離れ、役職分だけ給料が減り、60歳で定年退職。再雇用制度を活用して65歳まで働くとしても、60歳からの給料は半分以下に、と右下がりの収入構造になります。50代になって給料が上がり、少し贅沢を覚えてしまった家計は、この段階的に右下がりになる収入構造に追い付けないのです。
この記事で指摘している貧乏の2つの要因の一つは、収入が減ったのにも関わらず、支出を減らすことができないというものです。
これまでと同じような外食や食生活、ジム通いやショッピングなどを続けるご家庭は多いと述べています。
退職金を頼りにしていて、65歳になって、年金を受け取る年齢になって、退職金が半減しているので、びっくりしたという事例を紹介しています。
この指摘は、そしがやの場合は、あてはまる点が多いです。
収入は、減ったことは間違いないのですが、支出は、減らしたつもりでもやはり現役の時とそんなに変わりません。
それは、最初に述べたようにリタイア生活を楽しむということも大事だと考えているということもあります。
この辺のバランスは、ちょっと難しいところです。
子や孫からの『ねだられ貧乏』
(中略)
まだ、自分では十分稼げない子どもたちに、必要なものを自分でお金の工面をして買うことを教えるのではなく、必要なものだからと親が買い与えてしまうのです。こうして育った子どもは、親にねだるのが上手になります。スキルアップのために、資格取得の費用をねだったり、婚活のためにとブランド物の洋服をねだったり。「必要なのだから」と言えば、親がなんとかしてくれると思っているわけです。
2つ目に取り上げているのは、子や孫へ安易に援助することによる貧乏です。
そしがやの場合は、子供がいないので、こういうことはありませんが、自分は節約した生活をしていても子や孫には、つい甘くなってしまう親は多いでしょう。
そしがやの場合、子供がいないということで大分リタイア生活がラクになっている面があるのは、確かです。
とはいえ、1つ目に指摘されている「年収が減っても家計を縮小できない」は、リタイア生活を楽しむことを大事にしながらも、肝に銘じる必要はありそうです。
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