そしがやのリタイア日記

リタイアした公務員の日々の生活を書いていきます。学生生活、投資、などなどです。

奨学金の借金1100万円、早大生の貧困と苦悩

現在大学院に通っていますが、ほかの学生の経済状況の話題が出たことはあまりありません。

留学生が多い専攻なのですが、日本人学生だけでいうと、年齢も学部を出て、すぐ来た学生は、少数派で、20歳代の会社を辞めて入学した女性から、60歳近い主婦までとバラエティに富んでいます。

どうやって学費等を捻出しているのか、聞いてみたいと思う時もありますが、話題にならない以上尋ねたことはありませんでした。

アルバイトをしているという話は耳にしたことはあるので、実情は、それなりに経済的には、苦労している人もいるとは想像しています。

こんな記事を読みました。

toyokeizai.net

A4判の書類がある。日本学生支援機構による「貸与額通知書」。返還総額予定の欄には、利子が付かない第一種と呼ばれる貸付金が「3,072,000円」、利子が付く第二種が「8,436,847円」と、それぞれ記載されている。早稲田大学2年生のタクマさん(26歳、仮名)は卒業と同時に1100万円以上の借金を背負う。卒業後、20年間にわたり毎月約5万円を返し続けていかなくてはならない。

 

卒業の時には、1100万円以上の借金を背負うというケースです。

母子家庭という経済的に厳しい状況に育ち、親からの援助は、期待できないので、いったんは、大学への進学をあきらめました。

ですが、進学の気持ちが強くなり、大学へ入学したものの母親には、頼れず、奨学金を借りるしかないというケースです。

ですが、いまは、卒業後の就職の難しさを考えると借金を背負って、卒業するより、中退したほうがいいのではないかと悩んでいるというものです。

最後は、このライターは、政治の貧困を訴えて終わっています。

 

そしがやがこの記事を読んで、感じたのは、日本学生支援機構がよく1100万円という金額を貸してくれたということです。

借りるほうにも負担だし、貸したほうも貸し倒れのリスクが高いケースだと思います。

お互いに不幸になる金額ではないかと感じました。

 

この記事に対するいくつかのコメントを読むと、だいぶ厳しいものが多いです。

学費の安い国公立があるのに、なぜ、高い私立に行ったのとか、もっと稼げるアルバイトがあるのではないか、といった批判的なものです。

この記事については、社会が悪いという視点も大事でしょうが、このケースには、この学生は、どういう選択を今後していったら、いいのかという具体的な提案がほしいと感じました。

 

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